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プロ野球亭日乗BACK NUMBER
衝撃の逮捕から一夜で涙の会見…巨人・阿部慎之助監督の辞任は”重すぎる処分”だったのか?「監督を続けることは許されないと考えました」
posted2026/05/27 17:40
衝撃の逮捕から一夜明けで辞任会見を行なった巨人・阿部慎之助監督
text by

鷲田康Yasushi Washida
photograph by
JIJI PRESS
阿部慎之助監督の電撃的な辞任劇は、“名門球団”の巨人に大きな余波をもたらすものとなった。
5月25日の夜に飛び込んできた衝撃的なニュース。この日の18時ごろに東京・渋谷の自宅で18歳の長女と15歳の次女の姉妹喧嘩を仲裁した際、反抗的な態度をとった長女に「カッとなって」胸ぐらをつかみ、押し倒すなどしたことが発端だった。
長女が生成AIに対処を相談した結果、児童相談所に連絡。児童相談所が110番通報し、自宅に来た警察官に阿部監督は逮捕され、渋谷署に連行された。
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巨人の対応は早かった。
事件発覚から3時間後の25日23時過ぎには国松徹代表取締役社長のコメントを発表。「暴力は絶対に許されないことで極めて深刻に受け止めています」とした上で、阿部監督については「進退を含め処分を決定します」と明らかに。同時に26日から始まる交流戦のソフトバンク戦から橋上秀樹オフェンスチーフコーチを監督代行とすることも発表した。
この時点ですでに阿部監督の事実上の“解任”に動き出していたことが推察される。
逮捕された阿部監督は渋谷署の検査ではアルコールも検出され、取り調べに対して暴行の事実関係を認めた上で、26日午前0時20分頃に釈放されて自宅に戻った。そして同日昼前には東京・大手町の読売新聞東京本社で山口寿一オーナーに辞意を伝え、了承された。
辞任会見では長女から託された手紙も
あっという間の出来事だった。
「伝統ある巨人軍の名を汚した」
「私の家族のトラブルで多くの野球ファン、プロ野球関係者、会社に多大な心配とご迷惑をかけました」
辞任会見で涙を流しながらこう語った阿部“前監督”には、ある意味、同情を禁じ得なかった。


