テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「オオタニは何のポーズしたの?」大谷翔平第1号ホームラン球ゲット女性に取材すると「じつは彼氏がキャッチしてくれて」テレビに映らないウラ話
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byHannah Foslien/Getty Images
posted2026/04/17 06:00
ワシントンで2026年第1号HRを放った大谷翔平。日本人記者陣恒例の「ホームランボールをキャッチしたファン」への取材も始まった
「最高! 翔平がホームランを打つのをずっと待っていたの。これが今季1号だということは知っていたわ」
自身は高校までソフトボール部で遊撃を守り、現在は特定球団のファンではなくMLB全体を応援する“箱推し”。
「実は一緒に来ているボーイフレンドがキャッチしてそれを自分にくれたの。翔平には60本塁打を目指してほしい」
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こう声を弾ませた。
ベッツ、パヘス、フリーマンにタッカーも続いた
さらにロバーツ監督が「翔平が良いプレーをするとチーム全体の重荷が軽くなる。チームで最も優れた選手。彼が結果を出すと、チーム全体が流れに乗る」と語ったように、大谷の本塁打直後にムーキー・ベッツが勝ち越し2ランで続いた。4回にアンディ・パヘス、5回はフレディ・フリーマンも本塁打を放った。7回には新加入のタッカーにも移籍後初アーチのダメ押しソロ。自慢の1~4番が全員本塁打を放ち計5本塁打、16安打、13得点はいずれも今季最多で、不振に苦しんでいた上位打線でつかんだ勝利だった。
大谷は4回にも今季初のマルチ安打となる右前打で続き、6点リードの9回は中犠飛も放った。7回にはストライクの判定に初めて自動投球判定(ABS)チャレンジを要求。判定は覆らず失敗したが、その後の左飛も鋭い当たりだった。
なおチームはこの日、敵地で球団史上初めて「ドジャーブルー」の新ビジターユニホームを着用した。大谷のアーチは同ユニホーム1号となった。キャンプやオープン戦などで着用していたモデルと似たタイプで、フリーマンは試合前に「今日はキャンプの時のユニホームを着ているからまた打ち出すぞ!」とチームを鼓舞していたという。
「4月3日」はエンゼルス時代の大谷が1年目の18年にメジャー初アーチを架け、24年にはドジャース移籍後初アーチを放った日付である。同日は通算5試合22打数9安打の打率.409、4本塁打、10打点と驚異の好相性を誇る。あれから通算281本目。遅ればせながら、今年も大谷に春が来た。
トレーナー「本人も大丈夫と言っていた」
しかし、大谷の試合後の取材対応は見送られた。球団広報は「He said No.」(彼は今日は話したくないと言った)と説明。“お祈りポーズ”の意味は次回取材対応時に先送りとなった。大谷は1日の空振り三振時には右手首を気にするしぐさも見せたが、トレーナーのトーマス・アルバート氏は「問題ない。本人も大丈夫と言っていた」と強調した。昨季1本差で逃した3度目の本塁打王へ、量産態勢に入る日は近いことを予感させた。
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