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「じつはオオタニに電撃トレードの可能性があった」“消えた”レイズ大谷翔平…“暗黒期”エンゼルスが失敗した再建プラン「球団オーナーのNOで破談になった」
posted2026/05/30 06:30
ドジャース大谷翔平(31歳)。2023年ドジャース移籍を決める半年前に、電撃トレードの可能性があった
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生島淳Jun Ikushima
photograph by
Getty Images
こりゃ、メジャーリーグの歴史が変わっていたかもしれない。
2023年の夏、大谷翔平をめぐるトレード話の内容が「ジ・アスレティック」で報道された。どうやら、実現寸前まで行っていたようだ。
トレードの行き先は、タンパベイ・レイズ。2023年7月、オールスターブレイクに入る時点で58勝35敗、アメリカン・リーグでは勝率ナンバーワンを誇っていた。初めてのワールドチャンピオンを狙いに、大谷を望んでいたことになる。
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レイズが見返りに放出しようとしていたのは、当時19歳の三塁手、ジュニア・カミネロと、20歳の遊撃手、カーソン・ウィリアムズだったと報じられている。ウィリアムズは昨季、メジャーリーグに昇格も苦戦中だが、カミネロは昨季45本塁打、OPS.846をマークして、今後、レイズの顔になっていきそうな選手へと成長している。
だがしかし、この話は破談に終わった。エンゼルスのオーナー、アート・モレノが「NO」と言ったからだ。
モレノは、大谷を軸にして優勝の「夢」を捨てきれなかったのだろうか?
もしも、大谷がレイズに移籍していたとしたら、今はドジャースでチームメイトになったタイラー・グラスナウと共に、ローテーションの柱となり、ポストシーズンでも勝ち進んでいたかもしれない。
「もしレイズに移籍していたら…」
しかし、そんな現実は起きなかった。
モレノはNOと言い、球団はプレーオフ進出に向けて補強に動いたがこれが裏目に出た。上位チームには勝てず、どんどん引き離されていく。
大谷は塩漬け状態になり、さらに悪いことには8月23日に右肘側副靭帯を断裂し、投手としてのシーズンを終えた。さらに9月4日には腹斜筋の肉離れで、戦線から離脱。エンゼルスがプレーオフ進出争いから完全に脱落したこともあり、9月19日には2度目となるトミー・ジョン手術を受けている。

