- #1
- #2
メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
西田陸浮「ヤバいっす、凄すぎます!」26歳村上宗隆が“MLB弱小球団”を変えた? 日本人がまだ知らないムネの“裏の顔”…ホワイトソックス相棒の証言
posted2026/05/29 11:02
ホワイトソックスの一員としてメジャー昇格した西田陸浮(左)は村上宗隆のホームランを目の当たりにして「ヤバいっす、凄すぎます!」と目を丸くした
text by

杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph by
Michael Reaves/Getty Images
開幕直後から本塁打を量産し、ホワイトソックスの村上宗隆はMLBの最新センセーションになった。背番号5がメジャーでも活躍できると当初から信じ、昨オフの契約に尽力したのがクリス・ゲッツGM。ただ、42歳の青年エグゼクティブも一つだけ驚かされたことがあるという。
「サプライズがあったとすれば、ムーニー(村上の愛称)の適応がこれほどスムーズで早かったということだ。正直、開幕直後からすぐ結果を出せるとは思っていなかった。もっと長い調整期間が必要だと考えていたけど、実際はそうではなかった。彼は本当に意志が強いし、すごく努力する。理解力や吸収力も非常に高い。だから、それをすぐ実戦で生かすことができたんだと思う」
いきなり3戦連続本塁打でメジャーキャリアをスタートさせて以降、村上の成功物語は継続している。それと同時に、ホワイトソックスも快進撃を始めたことは、メジャー全体では村上の活躍以上のサプライズだったのかもしれない。
ミラクル軍団を牽引する村上
ADVERTISEMENT
3年連続シーズン100敗以上と低迷中のホワイトソックス。今季最初の19戦中13敗と出遅れた際には、このまま沈んでいくかと思われた。ところが、その後は34戦21勝と追い上げ、勝率5割もすでに突破した。今やリーグ最大級のサプライズチームであり、ア・リーグ全体のレベル低下も相まって、少々信じ難いことに、ワイルドカード争いでも2位でプレーオフ圏内に入ってきている。
このミラクル軍団の牽引車になっているのが現在ア・リーグの本塁打王争いでトップを走っている村上だ。ヤクルト、侍ジャパンでも優勝経験があり、負けん気の強い26歳は、今のホワイトソックスが勝てるチームであると疑っていない。
「僕自身は去年のホワイトソックスがどうだったかは知らないです。スプリングトレーニングが始まってから、開幕して、チームの中に“絶対に勝つ雰囲気”というのは間違いなくあると思っていました。それをみんなが当たり前にやっている結果、勝てる試合が増えていると思っています。僕がスプリングトレーニングに来た時にはすでに勝つ集団だったのは間違いないので、みんな良い準備をして挑めている結果かなと思います」

