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「なす術はなかったかな」「5分、欲しかった」箱根駅伝“シン・山の神”青学大の黒田朝日にライバル校も脱帽…それでも中大は「十分に逆転可能」の虎視眈々

posted2026/01/02 20:01

 
「なす術はなかったかな」「5分、欲しかった」箱根駅伝“シン・山の神”青学大の黒田朝日にライバル校も脱帽…それでも中大は「十分に逆転可能」の虎視眈々<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

4区までは先頭を走った優勝候補の一角、中大だったが5区で柴田大地(3年)が逆転を許す。一方で、藤原監督は総合優勝には自信を見せた

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涌井健策(Number編集部)

涌井健策(Number編集部)Kensaku Wakui

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Nanae Suzuki

「来るだろうなとは思っていましたけど、67分10秒台で走られてしまうと、どうにもなりませんよね。なす術はなかったな、と」

 箱根駅伝・往路のゴール地点である芦ノ湖畔。中央大学・藤原正和監督は、青学大・黒田朝日の走りにちょっと呆れてしまいますよね、というニュアンスで苦笑いしていた。

 こちらが「(12月上旬の)監督トークバトル、青学大の原さんは『朝日はもっと早い時間帯に昇るものなので2区』と言っていましたが」と質問すると、さらに笑顔になった。

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「ははは、そうでしたね。絶対に煙に巻いてきたな、原さんは役者だなと思って聞いていました。でもそのあたりの駆け引きを含めて、楽しみながらやらせてもらっていますから」

4区までは想定通り…優勝候補・中大の思惑は?

 30年ぶりの総合優勝を狙う中央大学は、往路で3位。1位・青山学院大学とは1分36秒差、2位・早稲田大学とは1分18秒差。ただ、4区まではほぼ想定通りのレースだったという。結果は以下だ。

1区:藤田大智 1:00:37 区間2位
2区:溜池一太 1:06:06 区間6位
3区:本間颯 1:00:08 区間賞
4区:岡田開成 1:00:37 区間2位

 勝負の鍵を握る3区で2年連続区間賞を獲った本間がレースを振り返る。

「1~4区はほぼ監督の設定タイム通りで来られていますから、かなりいい3位で青学と早稲田がそれを上回ってきたということだと思います。全日本が終わった後に、監督から『去年の自分に満足してしまっているんじゃないか』と活を入れられて、そこからしっかり気持ちを切り替えられました。ただ、昨年から59分台を狙ってきたので、それが出せなかったのは悔いが残ります」

【次ページ】 今季の中大5区の“宿命”…猛追にどこまで耐えられるか

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