早稲田実業の新監督“あの人物”が有力候補も…本人「想像つかない」甲子園決勝メンバーも37歳に…「斎藤佑樹からホームラン」駒大苫小牧ナインは今 

「ネクストベースに入ったのも、もしそういう声がかかった時に備えてという意味もあるにはあったんです。ただ来年、65歳になる和泉監督が退任し、もし仮に38歳になる僕に監督として声がかかるようなことがあったとしても、監督をやっている自分が想像つかないです。今の監督業って、時間も使うし、家族を犠牲にしながらやらなければならない。監督業を職業として考えると、難しいかもしれません」

　野球人生のターニングポイントを迎えているのは駒大苫小牧OBも同じだ。

駒大苫小牧の主将は…？

　当時、駒大苫小牧の主将だった本間篤史は、高校時代と変わらぬガッシリ体型（一見、ポッチャリに見えるが高校時代から実は筋肉質だ）で、トレードマークのメガネも変わらない。高校時代から香田誉士史監督（現・駒澤大学監督）とよく似た顔立ちだったが、年齢を重ねてより恩師に近づいている印象すらある。現在ははらっぱスタジアムの球場長も務めている。

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　19年前の対戦では2試合合計5三振を喫してしまったが、2006年と同じく4番に座ったこの日は斎藤佑樹からヒットも記録。だが、最終7回には空振り三振に終わり、最後の打者となった。試合は12対4で早実チームが大勝した。

「2005年の神宮大会で勝って、甲子園で負けて、国体でも負けて1勝2敗。なんとかタイに持ち込みたかったんですけど、また負けてしまいました。（マウンドの斎藤は19年経っても）コントロールが良かったし、スライダーのキレもあったし……見逃しているボールはすべてボールだと思って見逃している。隠れて練習しているなと思いました（笑）」

駒大苫小牧の主将だった本間篤史と、斎藤佑樹の対決 ©Masaki Fujioka

斎藤佑樹からホームラン…“その後”

　軟式球で行われたこの日の試合で、斎藤から特大本塁打を放ったのは2番・遊撃手の三木悠也だ。19年前の甲子園決勝でも斎藤から本塁打を放った三木は、今春に千葉で対決したときの一発も含めて、通算3本目となった。37歳になった現在は野球とは距離を置いているという。

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