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[元球児芸人対談]エース(バッテリィズ)×佐々木隆史(エバース)「菊池雄星の球はガチでエグいぞ」
posted2025/09/08 09:00
(左)佐々木隆史 / (右)エース
text by

杉園昌之Masayuki Sugizono
photograph by
Wataru Sato
――野球少年だったお二人ですが、子どもの頃は甲子園を見ていましたか。
佐々木 僕は地元が宮城だったんで、やっぱり小学校の頃に見たダルビッシュ有(東北)は記憶に残ってます。あの頃はめっちゃリアルタイムで見てました。
エース ちょうど、その頃なんや。佐々木は歳で言うと、俺の2個上やんな?(吉本興業ではエースが2期上の先輩)
佐々木 僕が1992年生まれなので、そうですね。一番印象に残っているのは、3年生の最後の甲子園です。前年の'03年が準優勝だったのに、3回戦で千葉経済大附属に負けたんです。しかも、最後のバッターがダルビッシュで、見逃し三振。
エース あの時、打席で笑ってたよな?
佐々木 そうです。僕は東北が絶対に優勝すると思っていて。やっぱり、ダルビッシュがダントツで有名だったじゃないすか。
エース 最強右腕やったもんなあ。
佐々木 そうなんですよ。だから「え、負けるんだ……」みたいな感覚というか。
エース 大谷翔平(花巻東)が負けたときと同じような感覚か。僕が見てたんで言うたら、一番覚えてるのは'06年のマー君(田中将大・駒大苫小牧)vs佑ちゃん(斎藤佑樹・早実)の決勝。斎藤佑樹の投げ方は真似しましたね。膝曲げて、重心落として。全然投げられへんかった(笑)。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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