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佐々木朗希に新たな課題「(肉体強化は)全部だね」ドジャースのコーチが明かした…「憶測ばかりが飛び交って…」なぜ復帰は二転三転している? 

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斎藤庸裕

斎藤庸裕Nobuhiro Saito

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posted2025/07/09 11:02

佐々木朗希に新たな課題「(肉体強化は)全部だね」ドジャースのコーチが明かした…「憶測ばかりが飛び交って…」なぜ復帰は二転三転している?<Number Web> photograph by JIJI PRESS

試合前にキャッチボールを行う佐々木朗希

佐々木が復帰すれば、“先発争い”が待っている

 開幕後のローテーション投手では、サイ・ヤング賞2度の左腕スネルが開幕直後に、昨年9勝を挙げた右腕グラスノーが4月末に、いずれも肩の炎症で長期離脱となった。順調にリハビリを進め、グラスノーは7月15日のオールスター戦前、スネルは球宴後の復帰が見込まれている。

 両投手に加え、7月2日に通算3000奪三振を達成した左腕カーショーが故障なく安定すれば、山本由伸を含めて先発枠はあと2人。左腕で100マイル(約161キロ)を投げられるロブレスキ、右肘のトミー・ジョン手術から復帰した右腕シーハンら若手も上がってきている。シーズン終盤の9月以降、投手陣の状況次第でもあるが、復帰した佐々木も先発争いで結果を残す必要がある。もっとも、現時点では、いつ復帰できるかに焦点が当てられる。いずれにしても、1年目の佐々木に大きな試練が訪れている。

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