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「2年54億円」は安すぎるのか? 村上宗隆ホワイトソックス入り「日本人野手最高額は確実」のはずが思わぬ苦戦…メジャー球団が危惧した“あるリスク”

posted2026/01/08 06:00

 
「2年54億円」は安すぎるのか? 村上宗隆ホワイトソックス入り「日本人野手最高額は確実」のはずが思わぬ苦戦…メジャー球団が危惧した“あるリスク”<Number Web> photograph by Yuki Yamada

ホワイトソックス入団が決まり、笑顔で記者会見にのぞむ村上

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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 ヤクルトからポスティングによるメジャー移籍を目指していた村上宗隆の新天地がシカゴ・ホワイトソックスに決まった。昨年12月下旬に2年総額3400万ドル(約54億円)での契約がまとまった。事前の予想を下回る契約内容は本当に“安すぎる”のか? 交渉の舞台裏と、契約に隠された飛躍への青写真とは――。MLB担当の山田結軌記者が明かす。〈全2回の前編/後編を読む〉

 ◆◆◆

 日本の三冠王が、いよいよメジャーに挑戦する。村上宗隆がシカゴ・ホワイトソックスへの入団を決めた。

 昨年12月22日、クリスマスムードの漂う街並みを眺めながら、ホームスタジアムとして戦うレート・フィールドで入団会見に臨んだ。気温は5度ほど。この時期のシカゴとしては暖かい、といわれるような陽気だった。その曇り空とは対照的に、村上は晴れやかな表情でメジャーリーガーとしての第一声を発した。

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「僕の目標は勝つことです。成長することです。挑み続けることです。どんな相手だろうと、立ち向かい、諦めません。この球団に最大限、貢献したいと思います」

実は明るい…ホワイトソックスの未来

 3年連続100敗以上しているホワイトソックスは、チーム再建の真っ最中だ。ただ、昨シーズンの後半は28勝37敗と勝率5割を狙える兆しをみせた。若手が成長し、チーム状況は少しずつ好転している。今年7月のドラフトでは「1巡目1位」の指名権もあり、球団には明るい未来が見えつつある。

【次ページ】 「2年総額54億円」は安すぎる?

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