ギブン氏は、左サイドから加速しながらゴール前に突進した三笘のドリブル場面に触れ、「スーパー・ポジティブ。左サイドから、相手にとって非常に厄介な存在だった」と解説。また、三笘が敵陣から自陣深くまで守備に走った場面について「私はGK出身なので、守備に戻るミトマのこのプレーがお気に入りだ。味方のMFやDFを追い越しながら守備に戻った。ミトマは90ヤード（約82メートル）を走ったに違いない」と、献身的にディフェンスをこなす日本代表を称賛した。ギブン氏は「ブライトンのポジティブなプレーの中心にいつもミトマがいた」とし、最後まで手放しで褒めていた。

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　ただ、今の三笘が重視しているのは守備のところではない。守備は、あくまでもチームプレーの中のタスクに過ぎない。日本代表が何より重きを置いているのは、ファイナルサードでゴールに直結するプレー。そして、ゴールとアシストの結果を残すことにある。前節のノッティンガム・フォレスト戦後、三笘は次のように話していた。

「（ゴール前の）最後のところでいかに仕事ができるか。シュートもほぼ打ててないですし、ゴール前にもなかなか行けてないので、そこが大事かなと思います」

　ファイナルサードで決定的な仕事をし、4試合白星のないブライトンを勝利に導けるか。三笘とブライトンの次戦は、10月6日にホームで行われるトッテナム戦である。