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「大岩監督は面白みに欠ける」メディアの評判も…「大岩さん、結構ジョーク言いますよ」MF荒木遼太郎22歳が明かした“パリ世代”の本音「一番仲良いのはブライアン」 

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栗原正夫

栗原正夫Masao Kurihara

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2024/08/18 11:04

「大岩監督は面白みに欠ける」メディアの評判も…「大岩さん、結構ジョーク言いますよ」MF荒木遼太郎22歳が明かした“パリ世代”の本音「一番仲良いのはブライアン」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

パリ五輪直前にNumberWebのインタビューに応じていたMF荒木遼太郎(22歳、FC東京)

「そこまでは正直考えてないです(笑)。でも、まあテンションが上がったり、盛り上がる曲も多いので試合前によく聴いています」

 まるでアイドルのような端正な顔立ちで、女性人気も高い荒木については、髪を切ったこと自体がネットニュースになったり、アジア杯のあとには“同学年(2001年度生まれ)”である天皇、皇后両陛下の長女、愛子さまが荒木のプレーを見てファンになったという報道が出たこともあった。

「髪を切っただけでニュースになるのはちょっと嫌っていうか……。愛子さまの件も、いろいろ言われましたが、結局、報道自体あまり信憑性がないって聞きましたし。なんて言っていいか(苦笑)」

◆◆◆

 アジア杯決勝では、試合途中に相手選手と交錯し、地面に頭を強く打ちながらもプレーを続け、後半アディショナルタイムにはMF山田楓喜の決勝ゴールをアシスト。しかし、試合後は病院に搬送され脳震盪と診断された。いまも当時の記憶はほとんどないという。

「自分のゴールはなんとなく覚えていますが……。とくに決勝はアシストを含め、ほとんど覚えてないですね」

 1年前は所属の鹿島で出場機会を得られずに苦しんでいたが、今季FC東京に期限付き移籍すると出場機会を掴み、五輪出場を手にした荒木。メディアは“激変”と表現することもあるが、当の荒木は「自分は何も変わっていない。プレーを見てもらえばわかると思うし、当時も試合に出ればやれる自信はあったが、そのチャンスがなかっただけ」と一貫して語っている。

 大岩ジャパンは最終的にベスト8。56年ぶりのメダルには届かず、結果としては残念な面もある。荒木は途中出場も含め全4試合に出場し、U-23パラグアイ代表戦ではアシストも記録した。この経験を糧に、今後A代表での活躍も期待される。

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