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「イマナガは100点…素晴らしい」米記者が今永昇太を“最高点”絶賛…では山本由伸と松井裕樹は? ズバリ語る“日本人選手の本音評” 

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水次祥子

水次祥子Shoko Mizutsugi

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posted2024/05/01 11:03

「イマナガは100点…素晴らしい」米記者が今永昇太を“最高点”絶賛…では山本由伸と松井裕樹は? ズバリ語る“日本人選手の本音評”<Number Web> photograph by Getty Images

今永昇太(写真)、山本由伸、松井裕樹…日本人選手のメジャー1カ月を見た米記者の本音とは

「95点」松井裕樹の適応力

 では、松井裕樹はどうか。楽天から海外FA権を行使しパドレスに5年総額2800万ドルで入団。山本、今永とは役割の違うリリーフだが、ここまで好投を続けている松井も採点は95点と高評価だ。

「開幕からチームの最初の25試合でナ・リーグ最多タイの12試合に登板し、リリーフとして2勝0敗、防御率は1点台をキープしていた。メジャーでの最初の一歩としては文句なしの働きだったし球団も満足だと思う。マイク・シルト監督は『彼は今季来たばかりで、我々チームは昨年までの彼のことは何も知らなかったが、私が強く感じるのは、彼は慣れない環境やどんな場所でも自分自身をその場に適応させ、自分の実力を発揮できるタイプの選手なのだということだ。これは口で言うほど簡単なことではない』と言っていた。新しいリーグに来て1年目というのは、誰にとっても難しいもの。しかしマツイはここまで冷静沈着にすべてのことに適応しているし、今後さらにレベルを上げるかもしれないという可能性を感じた」

 メジャーで新たなスタートを切った日本人4選手の滑り出しはいずれも順調。今シーズンはこれからさらに上昇気流に乗るのか、注目される。

『「オオタニが話すようになった」米名物記者が驚いた…ドジャースで“なぜ変化”?』編からつづく

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