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高校サッカーで超無名だった伊東純也「差がありすぎて悔しさは…」遠藤航17歳はJ1出場→今やリバプール主力…アジア杯森保ジャパンの青春
posted2024/01/08 17:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Daisuke Nakashima/Kiichi Matsumoto
<名言1>
「すげぇな」とは思いましたが、差があり過ぎて悔しさとかはなかったですね。
(伊東純也/NumberWeb 2022年4月20日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/852768
◇解説◇
年末年始のサッカーで恒例と言えば全国高校サッカー選手権、通称「選手権」である。ティーンエージャーが繰り広げる戦いに若き日を思い出す人、そして近未来に聖地・国立のピッチを目指そうと夢見る少年も多いはず。
アジア杯メンバーで高校サッカーを経験したのは?
今も昔もその思いは変わらない一方で……プロフットボーラーとなる道は多様化している。
〈アジア杯日本代表メンバー:カッコ内は現所属/高校時代の所属。※は高体連〉
▽GK
1 前川黛也(神戸/広島皆実高※)
23 鈴木彩艶(シント・トロイデン/浦和ユース)
12 野澤大志ブランドン(FC東京/FC東京U-18)
▽DF
3 谷口彰悟(アルラーヤン/大津高※)
4 板倉滉(ボルシアMG/川崎U-18)
24 渡辺剛(ゲント/山梨学院大附高※)
19 中山雄太(ハダースフィールド/柏U-18)
15 町田浩樹(サンジロワーズ/鹿島ユース)
16 毎熊晟矢(C大阪/東福岡高※)
22 冨安健洋(アーセナル/福岡U-18)
21 伊藤洋輝(シュツットガルト/磐田U-18)
2 菅原由勢(AZ/名古屋U-18)
▽MF/FW
6 遠藤航(リバプール/湘南ユース)
14 伊東純也(スタッド・ランス/逗葉高※)
18 浅野拓磨(ボーフム/四日市中央工高※)
8 南野拓実(モナコ/C大阪U-18)
5 守田英正(スポルティング/金光大阪高※)
7 三笘薫(ブライトン/川崎U-18)
25 前田大然(セルティック/山梨学院大附高※)
17 旗手怜央(セルティック/静岡学園高※)
10 堂安律(フライブルク/G大阪ユース)
9 上田綺世(フェイエノールト/鹿島学園高※)
13 中村敬斗(スタッド・ランス/三菱養和SC)
26 佐野海舟(鹿島/米子北高※)
20 久保建英(レアル・ソシエダ/FC東京U-18)
11 細谷真大(柏/柏U-18)
南野や冨安、堂安らといったユース育ち、大学を経由した三笘はもちろん、高体連組を見ても東福岡や静岡学園、山梨学院大附などの選手権日本一経験校に加えて、各都道府県を代表する強豪校がずらりと並んでいる。さらには10代前半でバルセロナへと渡った久保のようなケースもある。
全国大会未経験の伊東純也は無名だった
その中で異質と言っていいのは、伊東純也だろう。