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高校サッカーで超無名だった伊東純也「差がありすぎて悔しさは…」遠藤航17歳はJ1出場→今やリバプール主力…アジア杯森保ジャパンの青春
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byDaisuke Nakashima/Kiichi Matsumoto
posted2024/01/08 17:00
伊東純也と遠藤航。高校時代は大きく異なる境遇だった
ベルギー経由で到達したドイツのシュツットガルトでブンデスリーガ1位のデュエル勝利数を記録するなど実績を残し、23年夏にはプレミアの名門リバプールへと加わった。
今や名門リバプールになくてはならない存在に
加入当初は30歳という年齢や知名度、プレミア特有のスピードに苦しむ場面もあったゆえ獲得を疑問視する声が現地で多かったのは確か。しかし遠藤はELなどの公式戦でチームに徐々に順応すると、超過密日程を含めた12月の戦いで安定したプレーを見せ、クラブが選ぶ月間最優秀選手にまで輝く。今やリバプールになくてはならない存在と評しても過言ではない。
伊東、浅野、遠藤ともにリオ五輪世代として近年の日本代表を支えるキーパーソンである。高校時代のキャリアは大きく違うとはいえ、当時の土台を生かしてアジア杯へと挑むその姿は、校庭やピッチでボールを追う学生たちにとって、何よりの励みになるはずである。
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