欧州サッカーPRESSBACK NUMBER
久保建英「幻のマドリー戦ゴラッソ」に余裕の笑み→クロース置き去り、先制点演出…“魔法使いタケ”のステップアップをカメラマンは見た
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2023/09/20 17:06
レアル・マドリー相手にまたしても存在感を見せた久保建英。先制ゴールのバレネチェアと喜びを共にする姿を目前で撮った
さらには、マドリーの攻勢に合わせ、自陣深くで守備に追われる場面も増えるなど、体力的には厳しかったはずだがフル出場している。
終了のホイッスルが鳴らされた時、マドリー選手のなんとか勝ち切ったという喜びようからは、ソシエダがマドリーを追い詰め、ここで勝てる可能性があったのだな――と感じた。それと共に、それでも勝ち点1すら得ることはできずに敗北したことを痛感し、常勝軍団の強さを改めて認識させられた。
激しいながら“リスペクトを感じた瞬間”とは
激しいやり合いの中には、お互いに手を差し伸べ合う姿もあり、リスペクトを感じさせる締まった試合となった。
9月20日、両チーム共に中2日で今季CL初戦を迎える。久保にとっては初のCLの舞台となり、昨季CL決勝の舞台まで勝ち進んだインテルと相手に不足はない。
夢の舞台での戦いに期待が高まる。
<欧州CLインテル戦編に続く/後日配信予定です>