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「今もタメ語ですよ」高校の後輩・村上宗隆を封じる秘策は? 12球団No.1の働き者“伊勢大明神”が好調をアピール「去年よりいい状態」
text by
沢井史Fumi Sawai
photograph byFumi Sawai
posted2023/02/17 17:00
DeNA沖縄キャンプ第1クールから状態の良さをアピールしていた伊勢大夢。昨季は12球団トップの登板数を誇るなど、飛躍のシーズンとなった
「勝負するための、ボール1個分のコントロールも含めて思った通りには投げられていると思います。バッターの反応を見ながらフォームを固めていって、どうやったら打ちにくいか、どうすればバッターに差し込んでいけるか、色んなことを噛み合わせながらシーズンを迎えたいです」
3月には25歳となり、プロ4年目を迎える今季は九州学院時代の1年後輩の吉野光樹がトヨタ自動車からDeNAに加入した。自分を知る仲間が増えたこともプラス材料だろう。
「“あの時の”、とは言われたくない。“あの時も”と言われるようなシーズンにしたいですね」
『今年もどれだけタフなマウンドを見せてくれるのだろうか』と伊勢のブルペンを見守るファンも多かった。その熱視線が期待度の高さをうかがわせる。
手が届きかけたセ・リーグ優勝、そして悲願の日本一を取るために今季もハマのマウンドには“伊勢大明神”が仁王立ちする。
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