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長友佑都「僕が叩かれている記事を読んで」、酒井宏樹が“内田篤人から学んだ守備”とは… 30代のJリーグ勢がW杯で見せた“円熟味” 

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2022/12/13 17:07

長友佑都「僕が叩かれている記事を読んで」、酒井宏樹が“内田篤人から学んだ守備”とは… 30代のJリーグ勢がW杯で見せた“円熟味”<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

長友佑都と谷口彰悟、酒井宏樹。Jで戦う30代の守備者たちはカタールW杯でその経験値の高さを見せた

 そして32歳となって迎えたカタールW杯、初戦ドイツ戦は前半に押し込まれる場面が続いたものの、かつてブンデスリーガで戦った経験値を生かしたタフなプレーで守備の決壊を防いだ。酒井らの辛抱が後半の逆転劇に繋がったのは確かだ。

 酒井は2016年から5シーズンにわたって所属したマルセイユでは定位置を確保。ネイマール(PSG)などのワールドクラスとマッチアップし、ロシアW杯でもディフェンスの中心を担うとサディオ・マネやエデン・アザールらと渡り合った。

酒井が内田篤人から学んだ“守り方”とは

 そんな酒井はロシアW杯後、「最近になって良く分かるようになったんです」と代表で同じポジションだった内田篤人の凄みを理解したという。周囲との連係で巧みに守る内田のプレーから学び、世界で通用する守備力を身につけたのだった。

 酒井は2021年に浦和レッズに加入し、安定したプレーをJリーグの舞台で見せている。その浦和はACL決勝に進出しており、クラブW杯出場の可能性も残している。代表だけでなくクラブレベルでも――酒井の世界に挑む戦いは続くはずだ。

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