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甲子園の風BACK NUMBER
あなたが選ぶ「夏の甲子園・史上最強チーム」ベスト5…1位と2位は“わずか4票差”、根尾昂ら“2018年の大阪桐蔭”は何位?《700人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byBUNGEISHUNJU
posted2022/08/18 11:02
あなたが選ぶ『夏の甲子園“史上最強チーム”』。後編では5~1位を発表(写真は2005年の駒大苫小牧)
「前年に初めて津軽海峡を渡った深紅の大優勝旗、北海道中が大騒ぎになりました。それに続いた2005年の決勝戦、北海道中のテレビとラジオが駒大苫小牧の決勝戦にスイッチされ、決勝戦の間は札幌市内の人出も車もほとんど無かったことが地元のニュースで流れていたのを覚えています」(56歳・男性)
「自分の母校なのですが北海道勢が甲子園で優勝することはないとずっと言われてきました。どんな環境下で練習をしていても不可能はないと証明してくれた大切な夏の思い出です」(35歳・女性)
4位 2018年の大阪桐蔭 51票
◎「根尾昂ら最強世代」で史上初2度目の春夏連覇
主な選手:根尾昂(中日)、藤原恭大(ロッテ)、柿木蓮(日本ハム)、横川凱(巨人)
4位は4年前、同校2度目の春夏連覇を達成した「2018年の大阪桐蔭」でした。
エース・柿木や投手も務めるショート・根尾、センター・藤原が並ぶセンターラインをはじめ、超高校級メンバーが揃い、センバツを盤石の戦いで制覇。全国の強豪が「打倒・大阪桐蔭」で臨んだ夏の第100回大会も危なげなく勝ち上がります。吉田輝星(日本ハム)を擁し、「カナノウ旋風」を巻き起こした金足農との決勝戦も13-2で圧勝。まさに「最強世代」の名にふさわしい、圧倒的な強さを見せつけました。
「大阪桐蔭最強世代、春も夏も負ける気がしなかったチームだった」(56歳・女性)
「攻撃面もさることながら、柿木・根尾・横川と他チームならエース級の投手を複数人擁していたという点からも、投打において歴代最強だと思います」(24歳・男性)
「やはり大阪桐蔭。やはり最強世代。文句なしの最高チーム。スター選手が多かった年代でしたが、本当にすごいチームでした。おかげさまで甲子園をまとめた息子の夏の自由研究が捗りました」(44歳・女性)
「ここまでメンバーがそろったチームはなかった。長年高校野球を見てきた中でも完璧だと思います」(48歳・女性)
「この世代の強さは、2017年夏の甲子園大会での敗退にあると思います。負けを経験し、当時試合に出場していた中川(卓也)選手ら多くの2年生にとっては成長するきっかけにもなり、精神的にも引き締められたことが2018年春夏連覇の原動力になったのかなと思います」(29歳・男性)