熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
三都主アレサンドロの妻が明かす“結婚とブラジルでの子育て”「私に何も言わないで両親と」「長男とアレックス、お父さんも16歳で…」
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byKazuaki Nishiyama
posted2022/07/03 11:03
清水時代の三都主アレサンドロ。妻・直美さんとのなれそめとは?
「それは仕方がないことなので、『アランがアレックスの息子、じゃなくてアランのお父さんがアレックス、と言われるようになりたいよね』と伝えています。アランも、『大好きで一番尊敬するパパを超えるんだ』と言っています。自分なりに頑張ってほしいと思っています」
2時間以上も貴重なお話を聞かせてくれた
同じブラジル在住日本人ということもあって話が弾み、三都主の予想を裏切って2時間以上もお付き合いいただいた。
6月12日に行なわれたパラナ州選手権2部決勝第2レグのアルコ対フォス・ド・イグアスの試合中、直美さんはスタンドで賑やかに応援しながら、周囲の知人、友人と流暢なポルトガル語でにこやかにやり取りしていた。
三都主が16歳で日本へ渡って色々な困難を乗り越えたのと同様、日本人がブラジルで暮らすことにもそれなりの困難が付きまとう。
しかし、直美さんはマリンガに、そしてブラジルにしっかりと根を下ろし、母として4人の子供を育てながら、妻として三都主の活動を支えているのだと感じた。
第3回では三都主本人に、妻・直美さんや両親らへの感謝や人生の歩み方について聞いた。
<#3につづく>