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久保建英、決定機逃すも高評価 コロナに怒るクリロナ&イブラ様の写真で見ても凄いゴール
posted2020/11/03 17:02
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Getty Images
<写真で欧州蹴球ハイライト>
この週末の欧州サッカーは、各国リーグで歴戦のアタッカーたちがゴールで自らの存在感を発揮した。日本時間3日早朝に行われた久保建英擁するビジャレアルの試合を含めて、写真で振り返ろう。
(1)久保建英、途中出場で……
ビジャレアルの久保建英は2日に行われたラ・リーガ第8節バジャドリード戦に後半途中から出場。相手GKとの決定機を迎えたものの生かせず今季リーガ初得点はお預け。それでも的確なスルーパスなどを見せる場面はあった。
久保は移籍後初ゴールをマークしたELシワススポル戦から3試合連続で先発だったが、この日はジェラール・モレノが戦線復帰したことでベンチスタートに。試合は前半21分に久保と右サイド2列目のポジションを争うチュクウェゼが先制ゴールを決め、37分にはセットプレーからパウ・トーレスが追加点を挙げ、ビジャレアルが2点のリードを奪う展開となった。
その中で久保は後半19分、チュクウェゼに代わって1枚目の交代カードとしてピッチに入る。前線に構えるパコ・アルカセルとジェラール・モレノをターゲットにしたスルーパスを放った。
また同39分には自らのドリブルからバッカにパスをつなぎ、そのリターンを受けて相手GKとの1対1の決定機を迎えたものの、ニアサイドを狙ったシュートを防がれて今季リーガ初得点とはならなかった。またセンターライン付近の右サイドから出した横パスが相手に狙われる場面もあった。
試合は2-0でビジャレアルが勝利し、暫定3位に浮上した。久保の現地紙評価はそれぞれ「マルカ」と「AS」が3点満点中で2点、「ムンド・デポルティーボ」が4点満点中2点をつけており、攻撃面で持ち味を発揮したとみられているようだ。ただしエースのジェラール・モレノが戦線に戻ってきただけに、明確な結果が欲しいところだろう。