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久保建英、決定機逃すも高評価 コロナに怒るクリロナ&イブラ様の写真で見ても凄いゴール
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byGetty Images
posted2020/11/03 17:02
バジャドリード戦、後半途中からの出場となった久保建英
(2)コロナから復帰のクリロナ&イブラ様大暴れ
ヨーロッパにおける新型コロナウイルス禍は第2波を迎えている。選手からも多く陽性反応が出る中、戦線復帰して相変わらずの決定力を見せつけたのがクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)とイブラヒモビッチ(ミラン)だ。
10月中旬に新型コロナウイルス陽性反応が出たロナウドは、CLバルセロナ戦などを欠場する羽目に。しかし復帰戦となったアウェーのスペツィア戦に1-1の後半11分からピッチに送り込まれると、わずか3分で勝ち越しゴールをゲット。31分にはPKでこの日2ゴール目を決めるなど2得点の大活躍で、ユーべを4-1の勝利に導いた。
試合後、本人のコメントは「無症状で体調も良かったのに、出場できなかった」とややご立腹のようだが、こういった節目できっちり決めるのはさすがの“CR7”だ。
同じく9月下旬にコロナ陽性反応が出たイブラヒモビッチも、ウディネーゼ戦でスーパーな一撃を決めている。1-1で迎えた後半38分、ゴール前で相手DFがクリアしようとしたボールが高く浮き上がると、相手GKを背負いながらもタイミングよくオーバーヘッドキック。これがゴールネット右隅を揺らした。
この日は前半18分にケシエの得点をアシストし、2-1の勝利に大きく貢献。出場4試合で7ゴールと39歳になってもいまだ衰えぬ得点嗅覚と身体能力は驚くばかりだ。
なお新型コロナの陽性反応が出た際、イブラヒモビッチは自身のツイッターで「コロナは俺様に挑む勇気があるようだな。バカなこった」と言い放っている。その辺りも、やっぱり“イブラ様健在”である。