欧州サッカーPRESSBACK NUMBER
久保建英、決定機逃すも高評価 コロナに怒るクリロナ&イブラ様の写真で見ても凄いゴール
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byGetty Images
posted2020/11/03 17:02
バジャドリード戦、後半途中からの出場となった久保建英
(3)新旧マドリー大物、アザール&ベイルの久々ゴール
ラ・リーガ第8節ウエスカ戦で今季初先発したレアル・マドリーのアザールは、前半40分にフェデ・バルベルデからの縦パスを受けると、鮮やかなターンから利き足ではない左足を振りぬく。25メートル以上はある位置ながら低弾道のシュートがゴール左に突き刺さり、先制ゴールを奪った。
アザールにとってマドリーでの通算2点目で、なんと392日ぶりのゴールだった。2019-20シーズンは右足の負傷続きで、本来の実力を発揮できず。その中にあってジダン・マドリーはビニシウスら多士済々のアタッカーがそろっているだけに、2年目こそ結果を残したいところだろう。
アザールの前に鳴り物入りで加入したものの、この夏マドリーを去ったベイルは、古巣トッテナム復帰後初ゴールを決めている。プレミア第7節ブライトン戦、1-1の同点で迎えた後半25分に投入されるとその3分後、DFレギロンのクロスに対してヘディングシュートで決勝点を叩き込み、モウリーニョ監督の起用に応えた。
なおベイルにとってトッテナムでのゴールは2013年5月のサンダーランド戦以来となる。
1億ユーロとも言われる移籍金で加わったマドリーでは「BBCトリオ」一角として輝いた頃もあったが、ジネディーヌ・ジダン監督とはそりが合わず、昨季はほぼ構想外状態に。試合中にマスクで目を隠したり、“望遠鏡ポーズ”でピッチ以外の部分を見ている様子を写真にとらえられるなどのバッシングにあったが、古巣に戻ったことでイキイキとしているのは間違いない。
なおレアル・マドリーではベンゼマがウエスカ戦で2得点を挙げており、ロナウド、ベイルとともに各クラブで「BBC」そろい踏みとなった。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。