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ファン2000人が善意で本拠地工事。
遠藤渓太加入ウニオンの熱が凄い。 

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中野吉之伴

中野吉之伴Kichinosuke Nakano

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photograph byGetty Images

posted2020/08/23 11:40

ファン2000人が善意で本拠地工事。遠藤渓太加入ウニオンの熱が凄い。<Number Web> photograph by Getty Images

マリノスからベルリンの地へと旅立った遠藤渓太。プレシーズンで積極的なアピールを見せている。

ドイツ語の授業も組まれている。

 8月13日に行われた記者会見では「僕は遠藤渓太です。日本から来ました。ウニオンの一員となれたことを嬉しく思います」とドイツ語で挨拶した。ベルリンの地元紙モルゲンポストは「ウニオンで、ブンデスリーガで、ドイツでプレーするという挑戦をしっかりと受け止めようとしているようだ」と好意的につづっていた。

 自分からコミュニケーションを取るのは簡単なことではない。それでも「チームの人がみんな優しくて、わからないなりにも自分に伝えてくれて、とてもありがたかったです」と公式ホームページ上でコメントしている。

 8月17日から行われるバード・ベリスホーフェンでの合宿では2回のドイツ語の授業も予定されている。

 新天地でのチャレンジには苦難がつきものだ。でも、それを求めてドイツに来た。

「いろんな障害とか大変なことにぶつかるだろうなとわかってきました」

 モルゲンポスト紙はそんな遠藤のコメントも紹介していた。ウニオンファンにクラブの一員として認められて、このクラブのためにブンデスリーガで戦い続けることが、遠藤のさらなる成長につながるに違いない。

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遠藤渓太
ウニオン・ベルリン
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