ブンデス・フットボール紀行BACK NUMBER
ブンデス運営が見せた秩序と気概。
長谷部誠&鎌田大地には苦い再開に。
text by
島崎英純Hidezumi Shimazaki
photograph byGetty Images
posted2020/05/18 11:50
無観客試合で、長谷部誠ら選手も徹底した対策の中で実施されたブンデスリーガ。それでも多くの人がスポーツを観る喜びを再確認したはず。
サッカーで一喜一憂できるという幸せ。
この結果、アイントラハトは25試合を終えて勝ち点28の13位。2部との入れ替え戦に回る16位デュッセルドルフとは消化が1試合少ないとはいえ勝ち点5差で、正真正銘、今後は残留争いを強いられることになるでしょう。
アイントラハトは6月10日にDFBポカール準決勝のバイエルン戦も控えていて、週によっては2試合消化が予定されるリーグと並行してカップ戦を戦う必要があるため、その行く末がだんだん心配になってきました。
……と、こんなふうにサッカーに関して一喜一憂できるのも、平和で穏やかな日常が前提にあるからなのだと、新型コロナウイルスの脅威に直面した現在は心から痛感しています。
今後もブンデスリーガが滞りなく、平穏無事に開催されることを願っています。