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南野&奥川vs.伊東の日本人対決に、
長友vs.レアル、PSG。今季CLが熱い。 

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細江克弥

細江克弥Katsuya Hosoe

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photograph byGetty Images

posted2019/09/11 11:15

南野&奥川vs.伊東の日本人対決に、長友vs.レアル、PSG。今季CLが熱い。<Number Web> photograph by Getty Images

今季CLに挑む(左から)南野拓実、伊東純也、長友佑都。日本代表にも名を連ねる彼らの戦いぶりに注目だ。

長友は「CL感満載の組み」に興奮。

 そして、日本人プレーヤーとして最も豊富な経験を誇るガラタサライの長友佑都は、パリ・サンジェルマン(フランス)、レアル・マドリー(スペイン)、クラブ・ブルージュ(ベルギー)と同居する本人いわく、「CL感満載の組み」を戦うことになった。

 組み合わせ抽選を受けて、長友は自身のtwitterで興奮を表現した。

「CLでレアルとパリSGと対戦できるなんてアツすぎる。CL感満載の組みに入ったね。笑 ワクワクしてきたわ! どの選手とマッチアップできるのか楽しみすぎる!」

ファルカオ加入など戦力アップ。

 トルコリーグは第3節を終了し、昨季王者のガラタサライは1勝1分1敗と出遅れている。

 それでも、今夏の移籍マーケットではイングランドのブライトンからルーマニア代表FWフロリン・アンドネ、サウサンプトンからガボン代表MFマリオ・レミナをそれぞれ1年間のレンタル移籍で獲得。さらにフランスのモナコからコロンビア代表FWラダメル・ファルカオを獲得し、チャンピオンズリーグ開幕前に大幅な戦力アップに成功した。

 新戦力が多くチームとして機能するまでにある程度の時間を要する可能性はあるが、チャンピオンズリーグのような大舞台でこそ力を発揮しそうなタレントが何人もいる。

 それを強みに変えることができれば、ガラタサライはグループステージ突破の有力候補であるパリSGやレアル・マドリーを脅かす存在になれるかもしれない。まずはクラブ・ブルージュとの初戦を制して、勢いに乗りたい。

 2010-11シーズンにはインテルの一員として8強入りした経験を持つ長友は、日本代表合宿でこう話した。

「海外に行くことが成功じゃない。ビッグクラブで結果を残すことが成功。それができるように、自分自身まだまだやっていきたい」

 欧州王者を決めるファイナルは2020年5月30日。長友にとって現在の“ホーム”であるイスタンブールで行われる。
 

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