フランス・フットボール通信BACK NUMBER
リベリーがロッベンを殴って大人気!?
バイエルンを支える“ロベリー”の絆。
text by
パトリック・ソウデン&アレクシス・メヌーゲPatrick Sowden et Alexis Menuge
photograph byBernard Papon
posted2017/10/22 07:00
ロッベンとリベリーの活躍により、バイエルン、オランダ代表、フランス代表などそれぞれのチームは幸せな時代を過ごせたはずだ。
「ベテランはいまだ健在だ!」
そんな後継候補の選手たちのひとり、ダグラス・コスタは見切りをつけてユベントスへと移籍し、キングスレー・コマンは「(ロベリーも年を取るので)何事にも終わりはある」と自らに言い聞かせながらチームに残った。
クラブ首脳はふたりの契約更新を躊躇せず、好条件で残留が決まった。
また、グァルディオラが監督当時に獲得を要求したデブライネやアレクシス・サンチェスも、クラブは獲得しなかった。ふたりの周囲には常に若い選手を置くことで、チーム力の維持をはかったのだった。
ロベリーの何度目かの復活により、この4月にドルトムントを4-1と下した後、ロッベンは次のように言い放った。
「ベテランはいまだ健在だ!」
ふたりが表舞台を去るのは、もうしばらく先になりそうだ。