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不動の1番打者として、200本安打へ。
青木宣親、MLB3年目へ順風満帆。 

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菊地慶剛

菊地慶剛Yoshitaka Kikuchi

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photograph byGetty Images

posted2014/04/06 10:40

不動の1番打者として、200本安打へ。青木宣親、MLB3年目へ順風満帆。<Number Web> photograph by Getty Images

4月2日のタイガース戦に、1番・ライトで先発出場し、4打数無安打に終わった青木宣親。ここまで2試合9打数ノーヒットながら、今シーズンの期待は大きい。

キャンプ中から模索する、新たな“引き出し”。

 キャンプ中の青木は常に“1点”を意識しながら調整を続けていた。

 打席では単に安打を放つだけでなく、自分の打席がどうすればチームの得点に繋がるのかという状況判断も意識していたし、守備においても如何に失点を防げる質の高い守備ができるかを考えていた。

 つまり走攻守あらゆる面で、青木はチームが勝つための要因になることを心掛けていることが明らかだった。

 そして青木の200本安打達成のキーワードになりそうなのが、“引き出し”だ。

「どういう風にシーズンを乗り切るかというのも(キャンプでの)1つのテーマになる。トレーニングで少し新しいことを取り入れてみたりだとか、シーズン中に困った時に1つでも引き出しが多くあるようにとは思っている。自分の中ではある程度のことはわかっている。でもシーズンは長いから、毎日やっていくには自分の中での引き出しみたいなものが凄く大切になる」

イチローに続くメジャー200本安打はやはり青木の手で。

 過去2年間のメジャー経験で、162試合という長いシーズンを通しての、体調管理の難しさを理解した。

 もちろん安定した打撃を続けていくのは、いくら卓越した技術を備えていても、それを実行できる肉体が伴わなければ意味がない。前述通り、不動の1番打者としての出場がほぼ約束されている今シーズンは、これまでの自分の経験を活かす正念場でもある。

 これまで多くの日本人野手達がメジャーに挑戦してきた。だが、NPBより試合数が多くなるにも関わらず、イチロー以外誰一人として200本安打を達成できていない。

 やはりイチロー以外で唯一200本安打の難しさを経験している青木に期待するしかないだろう。

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