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松井秀喜の名前も…来季の巨人監督候補に“ある共通点”「生え抜きの4番かエースしかなれない」説はなぜ生まれた? 巨人オーナー“8年前の重要証言”
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岡野誠Makoto Okano
photograph byKYODO
posted2026/05/30 06:55
来季の監督もある? 松井秀喜
〈(球団から)連絡は来ていませんし、原さんが決まっていないのにコメントするのも、おかしいでしょう。申し訳ないですけど、連絡も来ていないので。(球団側と)お会いすることはないですから。新聞に書かれることも、ありがたいことですけど。もしそういうことがあれば、ちゃんと対応します〉(2015年10月19日付/日刊スポーツ)
現役時代から同世代以下には絶大な人気を誇り、理論的な解説で鳴らす江川の監督待望論は絶えなかった。だが、マスコミやファンの希望は叶えられない。すると、彼らは理由を探し始める。その時、「江川は小林繁とのトレードで阪神から巨人に入団した(※)。生え抜きではないから監督になれない」という話を思い出す。
これは、自分の脳内でわかりやすく疑問を処理できる手頃な説だった。そして、職場や居酒屋、SNSなどでその話題が飛び交い、「巨人の監督生え抜き絶対説」が既成事実化したのではないか。単なる都市伝説が、あたかも真実のように広まったのだ。
幻の「星野仙一監督」説…OBの反発
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次に、「幻の星野仙一監督」騒動に焦点を当てたい。2005年、巨人は早々と優勝争いから脱落。8月になると、堀内恒夫に代わる監督候補に阪神の星野シニアディレクターの名前がスポーツ紙で上がった。監督決定権を持つ上層部はこう話している。
氏家齊一郎・日本テレビ取締役会議長
〈OBに限らず幅広く? そういうスタンスだと思う〉(2005年8月25日付/日刊スポーツ)
渡辺恒雄・巨人球団会長
〈(星野氏は)立派な監督だよ。何度も言うように〉〈だけど彼には彼の(阪神への)借りもある。そう簡単な話じゃない〉(2005年8月27日付/スポーツニッポン)
内山斉・読売新聞グループ本社社長
〈OB監督へのこだわりについて「全くありません」〉
〈(星野氏も)“NOだよ”って表現でもなさそうでしょ。だからだんだん煮詰まっていくんじゃないですか〉(2005年9月3日付/スポーツニッポン)
「会社でいえば倒産に等しい」
星野の就任が現実味を帯びてきた。すると、OBが猛反発した。かつての監督候補で、OB会副会長の広岡達朗は週刊誌のインタビューで怒りをぶちまけた。

