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W杯日本代表26人予想「三笘薫はギリギリ…遠藤航が回復しないなら守田英正」「サプライズは佐藤龍之介でも塩貝健人でもなく」日本通ブラジル記者がズバリ
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byNurPhoto/Getty Images
posted2026/05/12 11:02
W杯メンバー26人の構成だが、三笘薫のケガの状況次第で大きな変化があるかもしれない
「そう思う。イングランド戦は、W杯グループステージ最初のオランダ戦の格好のシミュレーションになった。海舟のボール奪取能力は素晴らしいし、精度の高いパスも配給できる。鎌田は攻守のバランスを取る能力が素晴らしい。チームが試合の終盤にリードしていて勝ち切りたい状況では、ボランチに遠藤(守田)か田中か藤田譲瑠チマを入れ、鎌田をシャドーへ押し上げることが考えられる」
――ウイングバックは、右が堂安律、左が中村敬斗で、堂安の控えが伊東純也、中村の控えが鈴木唯人か彼が招集外となった場合の前田、そして長友佑都ですね。
「そうだね。唯人がW杯に間に合うことを祈っている」
ナガトモは日本代表にとって極めて貴重だ
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――長友は3月14日の試合で故障しましたが……。
「でも、今月6日の試合で途中出場したね。彼の経験とリーダーシップは、日本代表にとって極めて貴重だと思う」
――長友に関しては、「選手としてではなくスタッフとして入れたらいいのでは」という意見もあります。
「知っているよ。でも、あれだけのキャリアを持つ39歳が5度目のW杯出場を目指して目の色を変えて練習する姿は、他の選手にとって大きな刺激となる。僕としては、ぜひとも選手として登録してもらいたい」
――過去の大会を見ると、2018年大会は登録選手が23人でありながら4選手が出場していない。うちGKが2人で、フィールドプレーヤーは2人。2022年大会は登録選手が26人で、やはりGK2人とフィールドプレーヤー2人がピッチに立っていない。
「そうなんだよね。今大会でも、全くプレーしないか、極めて短い時間しかピッチに立たない選手が出る可能性が高い。であれば、宿舎でも練習場でも間違いなくチームに多大な貢献してくれる選手を登録するのは理にかなっていると思う」
――右のウイングバックの控えとして菅原由勢を入れるべきではないか、という意見もあります。
「彼は守備力が高いが、攻撃面での貢献がやや物足りない。ウイングバックに守備的な選手を入れたいときは、クラブで右サイドバックとして起用されることが多い冨安、左右のサイドバックをこなせる鈴木淳之介がいる」
佐野航大を入れた理由とは
――2シャドーは、元々は「久保と三笘がレギュラーで佐野航大と佐藤龍之介が控え」という意見でしたね。右シャドーの控えに佐野航大を入れた理由は?
「確かな技術があり、状況判断が良く、運動量が豊富。MFとボランチがこなせる。まだ22歳で、近い将来、兄の海舟と共に日本代表の中心選手になれるポテンシャルがあると思う」
――やはりシャドーの控えの19歳佐藤は今季、所属するFC東京で好調です。

