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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「僕自身、森保監督の言葉に甘えちゃいけない」アヤックス冨安健洋が独占告白…W杯メンバー発表直前の本音、ケガの現状「周りの選手に失礼なので…」
posted2026/05/01 11:03
Numberの独占インタビューに応じた冨安健洋(27歳)
text by

豊福晋Shin Toyofuku
photograph by
Ryu Voelkel
◆◆◆
「イレギュラーなことが起こるのは想定内でした」
W杯まで2カ月を切った現在、日本代表の守備陣をめぐる関心事のひとつは冨安健洋のコンディションだろう。
冨安は2年弱に及ぶ長期離脱から復帰し、3月末の英国遠征で代表に招集されていたが、直前のフェイエノールト戦での負傷により辞退。久々の日本代表での姿を見るのは持ち越しとなった。
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しかし長期離脱からの完全復活に向けて多少の浮き沈みがあることは冨安にとっては想定内でもあった。
「(フェイエノールト戦で)僕がいた左サイドはずっと1対1、1対2の状況で攻められていて。現在のアヤックスは周囲の選手たちとの兼ね合いもあって、左サイドの広いスペースを1人で守ることになります。ただ、長期の怪我からの復帰でイレギュラーなことが起こるのは想定内のことでした」
幸いにも負傷自体は軽く、過去の負傷箇所でもない。すでに復帰しプレーもしている。フェイエノールト戦は不運でもあったが、その試合で周囲を驚かせたのはピッチを退くまでのパフォーマンスだ。
フェイエノールトの攻撃の中心である対面のハジ・ムサとの数ある1対1で完勝、試合を通じて完璧におさえた。その日の約70分間は、1年半近くにわたる離脱から復帰してきたばかりの選手が見せるプレーレベルの範疇を大きく超えていた。事実、オランダメディアもこの試合の冨安に高評価を与えている。
「やっぱりサイドバックをやってる以上、1対1の局面で手は抜けない。試合後、(上田)綺世と(渡辺)剛くんと話したときも、ムサが今季のチームの顔だと言ってました。逆に先発復帰1戦目のスパルタ戦はかなり体が重く、1対1のアプローチもうまくいけなかったんです。その試合映像を見返したら、周りとの兼ね合いもありましたが、自分も立ち位置だったり、予測のところで改善できることが多々あった。だからその後の1週間の練習で立ち位置の調整をしてフェイエノールト戦に臨みました。そこの個人的な改善はかなり上手くいったと思います」
「森保監督の言葉に甘えちゃいけない」
この試合での冨安のプレーに関しては、英国遠征を終え帰国した森保一監督も称賛している。

