欧州サッカーPRESSBACK NUMBER
「日本が最も強敵だよ」W杯同組・オランダ人記者が三笘薫の“伝説的ゴール”を目撃…日本人記者に見せた苦笑い「見出しは“ミトマの超絶ゴール”で決まりだね」
posted2026/04/30 17:27
4月18日、トッテナム戦でスーパーゴールを決めた三笘薫。MFヒンシェルウッドも思わずハグ
text by

田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph by
AFLO
三笘薫が“ワールドクラス”のゴールを叩き込んだ。
舞台は、2019年開業のトッテナム・スタジアム。4月18日に行われたプレミアリーグ33節で生まれた。
この試合でベンチスタートだった三笘は、ディエゴ・ゴメスの負傷に伴い、前半20分から途中出場。そして前半45+3分、目の覚めるようなボレーシュートを決めた。
ADVERTISEMENT
右サイドからクロスボールが上がると、逆サイドにいた三笘は落下地点に入り、左足をコンパクトに振った。インサイドキックでミートしたボレーは、GKの肩上を抜いてネットに吸い込まれた。突然生まれたスーパーゴールに、静まり返るトッテナムのスタンド。三笘は膝スライディングでゴールを祝った。その直後、アウェイに駆けつけたブライトンサポーターの歓声がこだました。
トッテナム戦後には、当然のように選手や監督から賛辞が寄せられた。
チームメイトのフランス人FWジョルジニオ・リュテールは「信じられないゴール。誰にも真似できない。カオルは、やはりすごい選手」と絶賛。オランダ人DFのマッツ・ウィーファーも「最初は枠を外れると思ったが、綺麗に入ったね。すごいゴール。もう一度、リプレイでゆっくり見たい」と語った。
そして、33歳のファビアン・ヒュルツェラー監督は、1988年の欧州選手権で生まれた伝説のゴールを引き合いに出した。
得点を生み出したのは、オランダの英雄マルコ・ファン・バステン。1993年に米国で生まれたヒュルツェラーは、リアルタイムでこのゴールを見ていない。だが、88年、89年、92年にバロンドールを獲得し、92年には世界年間最優秀選手にも輝いたファン・バステンの名を出し、三笘のゴールを褒め称えた。
「マルコ・ファン・バステンが、カオルと似たようなゴールを決めている。私は若いが、あのゴールがどれほど素晴らしいかは理解できる。フットボールをする人なら誰でも、あのゴールを決めることがどれほど難しいか知っている。我々にとって、カオル・ミトマはやはり重要な選手だ」
「練習では入らないですけど…」
三笘はこのトッテナム戦で足に痙攣を起こし、後半30分に退いた。そのため同日の取材対応はなかったが、3日後に行われたチェルシー戦で先発に復帰した。三笘は4−2−3−1の左MFとして幾多のチャンスに絡み、3−0の快勝に貢献。チェルシー戦後、トッテナム戦のスーパーゴールについてこう話した。


