テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
大谷翔平“父親リスト→愛娘誕生”吉報から1年…「フリーマン長男は練習参加」「トラウト息子は大谷と交流」一流メジャーリーガーゆえ育児も影響力大
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byBrandon Sloter/Getty Images
posted2026/04/20 11:00
2025年シーズン序盤戦、大谷翔平は長女誕生という人生の節目を迎えた
月並みな心配だが、直近では夜泣きの対応などが予想される中、大谷は体調管理において自身が最も大事にする睡眠時間とどう向き合っていくのか気になるところだ。また、抱っこはどう対応するのだろうか。利き手の右腕は2度の右肘手術を経験し、左腕は24年11月の左肩脱臼の手術から1年も経っていない。短時間ならまだしも、成長するにつれて長時間の抱っこは少なからず腕の負担になるだろう。
もちろん、愛娘とともに過ごし、真美子夫人を含め家族水入らずの時間を過ごすことで、パワーをもらうことも大いにあるだろう。特に愛娘の成長を見守ることが、野球だけでなく人生への活力になるのは間違いない。また、想像したくはないが、野球選手である以上、故障の可能性はずっとつきまとう。万が一、そんな状況に陥っても、自宅で一人でふさぎ込むのではなく、真美子夫人を含め家族と一緒にその状況を乗り越えることができるのではないだろうか。
トラウト息子は大谷と交流、フリーマン長男も
メジャーではクラブハウスに自身の子供を連れてくるのは一般的で、エンゼルス時代もトラウトやコール・カルフーンらの息子と大谷が交流をする場面を何度も見たことがある。ドジャースではフリーマンの長男チャーリー君が頻繁に訪れ、全体練習前にグラウンドでノックを受け、球拾いにも参加し、クラブハウスには名前入りの席も用意されるほどだ。
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私個人としては、大谷の育児についてそっとしておきたいと思っている。ただ、今回の父親リスト入りは、特に日本で多くの関心を集め、各方面に大きな影響を及ぼした。NPBでは4月23日にロッテ・石川柊太が夫人の出産が近いことから出場登録を抹消され、オリックス・バファローズの紅林弘太郎も同29日に夫人の出産に立ち会うためメンバーを外れた。
他競技では、ラグビーリーグワン・ディビジョン1・埼玉パナソニックワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督がリーグにおける産休制度の創設を提言し、サッカー日本代表の森保一監督も大谷の父親リスト入りに賛同の意を示した。この動きはスポーツ界以外にも波及し、日本全体で産休や育休が一気に推進される機運がある。
育児への向き合い方…影響力は計り知れない
大谷自身がプレッシャーに感じることはないだろうが、大谷の育児に対する向き合い方は今後も多くの人々の関心を集め、影響力は計り知れないものがありそうだ。
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