テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
大谷翔平の愛される日常「ワンチャン、ゲンキ?」LA紙ドジャース番記者が…フリーマン愛息は“憧れすぎで逃亡→幸せ写真”「ショウヘイ、僕も幸せだ」
posted2026/04/14 06:00
2024年シーズンを前にしたキャンプでの大谷翔平。盟友フリーマンらの息子が“憧れていた”
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph by
Nanae Suzuki
ドジャース移籍、結婚、韓国&日本開幕戦、二刀流復活、そして死闘の末に掴んだワールドシリーズ連覇まで。日本時代から大谷翔平を追い続けて13年目になる番記者が記した新刊『大谷翔平を追いかけて2 番記者が見た連覇の舞台裏』(柳原直之・著/ワニブックス刊)より、心温まるエピソードを一部転載にてご紹介します。
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編成部長がフリー打撃をバックに息子と記念撮影
《2024年2月16日》
打撃ケージ後方で見守っていたロバーツ監督は驚きを通り越して笑いが止まらなかった。大谷の3度目の屋外フリー打撃。22スイング目に放たれた打球は高さ10メートル以上のバックスクリーンを軽々と越える150メートル弾だった。
26スイングで6連発を含む半数の13本の柵越え。このキャンプ最多の柵越え数、最長の打球飛距離で、またしても周囲の度肝を抜いた。
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打撃投手を務めたディノ・エベル三塁コーチは、2018年は大谷も所属していたエンゼルスで同職。メジャー1年目だった大谷の良き理解者だった同コーチは「18年とは違う翔平。下半身が強い。どこに投げても柵越えにした」と絶賛する。アンドリュー・フリードマン編成本部長が大谷のフリー打撃をバックに息子と記念撮影するなど、注目を一身に浴びた。
大谷はどこか天然で、笑顔あふれる自然体な姿で既に新天地に溶け込んでいた。フリー打撃前には2020年MVPの一塁手フレディ・フリーマンの打撃フォームをマネして周囲を笑わせた。フリー打撃は当初、隣のグラウンドに間違えて入り、同組の新加入のテオスカー・ヘルナンデスに「ヘイ、何をやっているんだ!」と突っ込みも受けた。ベースランニングにも参加し、着々と実戦への準備も整えていた。
この日、練習前に配布された練習メニューでは「ライブBP」の参加者の欄に名前があった。
