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「大谷翔平育成+WBC優勝」栗山英樹が野球殿堂のウラで…石井琢朗も井口資仁も小笠原道大も柴田勲も“殿堂入り逃すかも”大選手が多すぎ問題
posted2026/01/21 17:00
野球殿堂入りが決まった栗山英樹氏
text by

広尾晃Kou Hiroo
photograph by
JIJI PRESS
1月15日、公益財団法人、野球殿堂博物館から今年の「野球殿堂入り」の発表があった。
・競技者表彰プレーヤー表彰 該当者なし
・競技者表彰エキスパート表彰 栗山英樹
・特別表彰 該当者なし
素朴な疑問…表彰の対象、投票者は?
プレーヤー表彰の対象は、引退後5年を経過した選手で、資格はその後15年。この間に選出されなければ、資格を失い、エキスパート投票へと回る。投票者は野球報道に関して15年以上の経験を持つ者となっている。
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エキスパート表彰の対象は、監督、コーチを退任後6カ月以上経過している者。21年以上前にプロ野球の現役を引退した者。投票者は野球殿堂入りした者、競技者表彰委員会幹事、野球報道に関して30年以上の経験を持つ者となっている。
特別表彰の対象は、アマチュア野球の選手・指導者を引退した者、NPB及びアマチュア野球の審判員を引退した者、プロ及びアマチュア野球の組織や管理に貢献した者、野球に関する文芸・学術・美術・音楽等の著作物を有する者や、報道関係者としての実績がある者。
投票者は日本プロフェッショナル野球組織の関係者、社会人野球及び学生生徒等の公式団体の役員、並びに野球に関係のある学識経験者から計14名となっている。
「Nステ」で久米宏に押し込まれていたことも
今年の唯一の殿堂入りは、栗山英樹。「今を時めく」という言葉がまだ通用する人かもしれない。数字的な実績を見てみよう。
選手:7年494試合336安打7本塁打67打点23盗塁 打率.279
監督:10年684勝672敗54分 勝率.504 リーグ優勝2回、日本一1回、CS出場5回
選手としては規定打席に到達したのは1989年の1度だけ、ゴールデングラブ賞を受賞しているが、メニエル病のため29歳で引退した。その後は、主として解説者として活躍。先日亡くなった久米宏とは「ニュースステーション」で、久米の鋭い突っ込みに押し込まれながら、誠実に応えていたのが記憶に新しい。

