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「神野(大地)監督は、“社長”ですね」東大卒・異色コーチ、“山の神”との新チームで異例の成功「このフォーメーションは、かなりすごい」
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佐藤俊Shun Sato
photograph byShigeki Yamamoto
posted2026/01/02 11:07
東大卒ランナーであり、母校のコーチも務めた近藤秀一。“山の神”の新チームでの役割と、神野監督をどう見ているかを話してくれた
「たぶん、昔からある実業団や大きなところは、何十年も歴史があって今も続いているので、今から新しいフォーメーションでやりたいと思っても通らないと思うんです。本当はこういう人材が欲しい、ということがあっても、陸上部にいた選手が引退してコーチとかスタッフになるケースが多いので、本当の意味でいいフォーメーションが組めているのか。私にはちょっとわからないですね」
実業団は企業が母体ゆえに、選手の引退後も、本人が退職しない限りはコーチなどある程度の椅子を用意することがある。ただ、それが本当にチームや選手を強くするのかというと別問題ということだ。
神野監督はどんな監督になっていく?
新たなフォーメーションで、東日本実業団駅伝で6位となったが、ニューイヤー駅伝では目標の20位以内に届かず、最下位の40位に終わった。
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思ったとおりの結果とはいかなかったが、まだ1年目。近藤は神野がどんな監督になっていくと見ているのだろうか。
「今もそうですが、自分が言葉にしたこと、ビジョンをしっかり形にしていく。応援してくれるファンやサポーター、企業に対して誠意をもって向き合っていく。今もこれからも、そういう監督であってくれると思います」
〈全5回の3回目/つづきを読む〉
#5
「むしろ清々しい負けです」神野大地監督の新チーム始動、ニューイヤー駅伝出場と最下位、病との闘い…激動の1年に「今は充実している」
#4
「“山の神”は名監督だった!?」神野大地とMABPの挑戦…始動初年度の快挙に導いた“気づき”「自分の当たり前は、選手の当たり前じゃない」
#3
「神野(大地)監督は、“社長”ですね」東大卒・異色コーチ、“山の神”との新チームで異例の成功「このフォーメーションは、かなりすごい」
#2
「同期の平林(清澄)たちにジェラシーもあって」“山の神”の新チームに参加の“ラッパーランナー”の思い「神野(大地)さんと自分は似ている」
#1
「初年度でニューイヤー駅伝出場→最下位」も…“山の神”神野大地監督と箱根駅伝未経験ルーキーの1年間「神野さんは先輩以上、監督未満の近さ」

