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「神野(大地)監督は、“社長”ですね」東大卒・異色コーチ、“山の神”との新チームで異例の成功「このフォーメーションは、かなりすごい」
posted2026/01/02 11:07
東大卒ランナーであり、母校のコーチも務めた近藤秀一。“山の神”の新チームでの役割と、神野監督をどう見ているかを話してくれた
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph by
Shigeki Yamamoto
東大時代、関東学生連合で第95回箱根駅伝の1区(区間22位相当)を駆け、GMOインターネットグループに入社。その後、2022年4月に実業団選手としての活動を終え、一般企業で働いていた近藤秀一の元に、MABP(M&Aベストパートナーズ)マーヴェリックの髙木聖也GMから連絡が来たのは2024年の夏だった。
「何回か話をしていくなかで、新しくチームを立ち上げて、新卒の選手を獲得して駅伝に参入していくので、ぜひジョインしてほしいという意向を伺いました。2025年1月に正式にコーチとして入ってほしいという話をいただいたのですが、私は他の会社でも働いているので、MABPとは業務委託ということで契約させていただきました」
毎回練習に参加しなくても問題ない
コーチとしての仕事の内容は、選手の強化がメインだ。期分けごとに、各選手がどうシーズンを過ごしていくのかを考え、かつ日常の練習メニューを立てる。練習には毎回参加するわけではなく、月に1、2回程度。
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陸上の練習は日々の積み重ねで、普通コーチは日常的なちょっとした表情や言動から選手の様子や変化をうかがったりするものだ。それをせずともやれるという自信を持っていたのは、すでにそういうコーチ経験があったからだった。
「GMOをやめてから、東大の陸上部のコーチをしていました。練習に行くのは週末のみで月2回ぐらい、基本はオンラインだったんです。そこで選手との意思疎通や、練習の意図を理解してもらってやっていくことが、意外とできるんだなって感触を得ていたんです。
MABPも現場には神野(大地)さん、髙木さん、マネージャーの川崎(和葉里)さんが常にいてくださいますし、LINEで日々連絡を取り合っています。定期的に選手とも1対1で面談をして、長い目でこの大会を目指して、この練習をやっていこうという話し合いができるので、自分の関わり方としては問題ないかなと思っています」

