「文句と言い訳はなくそう」マリノスで“現プレミア智将の通訳”から監督へ…“3年連続昇格”J3クラブ躍進の舞台裏を包み隠さず語る 

――これは宮澤浩さんが言っていたのだけれども、アンジェの1年目は駄目（J1リーグ12位）だった。宮澤さんのボンベイ・シティも1年目は駄目で、チャンピオンチームを引き継いだのに、プレーオフに進むベスト4にも入れなかった。それでもブレなかったのは、シティの人たちが、彼らをつぶさに見て、駄目だという評価を下さなかった。あなたの場合はやり方がわかって修正ができたということでしょうか。

「同じ画を描けるようになり、再現性が高いプレー、ゴールまで行くシーンや守備を含めて、無意識・オートマチックな状態はかなり作れるようになった。そこが勝てるようになった一番大きな要因かなと思います」

選手の理解が早かった理由とは

――選手も1年目からかなり理解できるようになったのでしょうか。

ADVERTISEMENT

「そこはかなり早かったと思います」

――それはどうしてですか？〈つづく〉

#2に続く

「自分が間違ってるかもしれない」“プロでほぼ実績なし”Jクラブ監督がホンネで語る3年連続昇格の真相「ペップも人を大事にしますよね」

#3

「ウソついたらすぐバレる」なぜ“地域リーグ勢”が主力のJ3クラブが鹿島と互角の戦いができたか「そこはコンチキショウと」異色の指揮官が語る

#2

「自分が間違ってるかもしれない」“プロでほぼ実績なし”Jクラブ監督がホンネで語る3年連続昇格の真相「ペップも人を大事にしますよね」

#1

「文句と言い訳はなくそう」マリノスで“現プレミア智将の通訳”から監督へ…“3年連続昇格”J3クラブ躍進の舞台裏を包み隠さず語る