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ドジャース・佐々木朗希は「本当に大丈夫?」 現地メディアが報じた“意外な評価”の中身…実戦復帰の8月には酷評も「復帰への道筋が見えてきた」 

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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posted2025/09/13 06:00

ドジャース・佐々木朗希は「本当に大丈夫?」 現地メディアが報じた“意外な評価”の中身…実戦復帰の8月には酷評も「復帰への道筋が見えてきた」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

ドジャース傘下オクラホマシティーの一員としてリハビリ登板を続ける佐々木朗希。当初はその内容に現地メディアからも厳しい声が挙がっていたが?

 右肩のインピンジメント症候群による離脱は想定以上に長引き、キャッチボール再開すら不透明。ロバーツ監督も「彼なしで戦う覚悟が必要」と認め、チーム構想から外れている現状を示した。

 スペインのスポーツ紙『アス』のウェブ版も「今季中の復帰はほぼ不可能」と伝え、冷徹な現実を裏付けた。

 そうした悲観的な見方が広がる中、8月に入って佐々木は実戦復帰を果たした。しかし、マイナーのリハビリ登板は決して順調とは言えなかった。

「厳しい評価」だったリハビリ登板だが…?

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 初登板となった8月14日(日本時間13日)のマウンドでは、3回途中で降板し奪三振ゼロに終わるなど厳しい内容。真っ直ぐの球速もほとんど93~94マイル(約149.6~151.3キロ)に落ち込み、最速でも95.7マイル(約154キロ)でバットに空を切らせる場面は少なかった。

「リハビリの最悪のシナリオ」「今季の復帰に黄信号」

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』のリハビリ登板初戦後の記事は厳しい論調で、復帰を疑問視するものだった。

 ところが9月に入って2日(日本時間3日)の登板後から、突如として現地メディアの温度感が変わり始めた。

<次回へつづく>

#2に続く
「最悪のシナリオ」だったハズが…1カ月後には「支配的な投球」に? ドジャース・佐々木朗希の現在地 現地メディアも二転三転の“リアル評”

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