「リラックスできた」三笘薫28歳が思わず笑顔に…クリア夫人との結婚式についての質問「結婚式、ブライトンチームメイトの反応は？」「いや…」

　三笘薫のプレミアリーグ挑戦4年目が幕を開けた。

　8月16日に行われたブライトン対フラムのプレミアリーグ開幕戦。三笘の所属するブライトンは、1ー1のドローでシーズンをスタートした。

　試合は後半45+6分まで、ブライトンが1点のリード。しかし後半アディショナルタイムが「6分」と表示されていた中での「7分目」にセットプレーから同点弾を許した。終了間際までリードしていたブライトンとしては、敗戦に近い心理的ダメージを受けた。

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　4−2−3−1の左MFとして先発した三笘は、後半38分までプレーした。前半にはクロスからヘディングシュートを放ち、後半にもカウンターから好機を掴んだ。しかし、いずれも得点にはつながらず、試合全体を通してチャンスの数も限られていた。結果的に三笘は、ベンチで試合終了のホイッスルを聞くことになった。

8月16日、プレミアリーグ開幕戦。ホームでのフラム戦で引き分けた直後、サポーターに挨拶する三笘薫（28歳）　©Getty Images

　試合後、三笘は険しい表情で取材エリアに現れた。

　敗戦後の選手には、悔しさから取材を断る者もいる。それでも取材に応じてくれる姿勢は、三笘の素晴らしいところである。口数こそ少ないものの、真摯に質問に答えてくれた。

　こちらが「厳しい結果になりましたね」と問うと、三笘は「どちらに転がってもおかしくない試合でした。試合の主導権を握れたかというと、そうでもない。課題はたくさんありますね」と答えた。

　自身のコンディションについては「オフもトレーニングしながら過ごしましたけど、もう少し上げないといけない」とコメント。チームの状態についても「まだまだです。攻撃の時間も少ないし、ミスもある。攻撃の仕方と守備の仕方は直結するので、そこは改善しないと。そうしないと、自分たちの力は最大限に出せない」と課題を口にした。

「結婚式、チームメートの反応は？」「いや…」

　ここで、開幕戦までの経過を振り返ろう。

　昨季リーグ最終戦のトッテナム戦（5月25日）後からオフに入り、三笘は日本に帰国した。このオフについて、プレシーズンの期間に三笘から話を聞いた。サッカー少年向けのイベント等に出席したものの、オフの間は「ゆっくりできた」と言う。また、2022年に結婚を発表したクリア夫人との結婚式も行なった。 旧知の友人たちと久々に再会し、「リラックスできたのはよかった」と頬を緩ませた。

　結婚式と言えば、夫人がインスタグラムに投稿した幸せそうな写真は、英国でも話題になった。

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