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「リラックスできた」三笘薫28歳が思わず笑顔に…クリア夫人との結婚式についての質問「結婚式、ブライトンチームメイトの反応は?」「いや…」
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田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph byGetty Images
posted2025/08/21 17:40
8月16日、三笘薫(28歳)のプレミアリーグ4年目がスタートした
「現時点で、三笘に対して具体的なオファーはない。残留濃厚だろう。
昨季を終えた時点で、三笘が移籍するか否かは、2つの要素が鍵を握ると思っていた。獲得したいクラブの『移籍金の金額』と、ブライトンの『補強の進展具合』だ。前者は、クラブの設定額に届くかどうか。後者は、三笘を放出する場合、後釜の選手が必要だ。ちなみにブライトンは、三笘の代わりになる選手をここまで補強していない。
もちろん、オファーを出した”クラブの格”も重要な要素になる。イングランドの強豪や、CL出場権を獲得しているクラブなら、三笘にとって魅力的だろう。それらの要素がすべて噛み合えば、移籍は実現すると思っていた。だが、今のところそうではなさそうだ」
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では、約10日後となった市場閉幕日までに、三笘が移籍する可能性はあるのか。ネイラー記者は言う。
「もし実現したら、私は驚くだろう。現時点で残留の可能性は高いが、もちろん何が起きるかわからないのが移籍市場だ。まったく分からない。様子を見るしかない。三笘のモチベーションは報酬ではなく、キャリアアップにある。彼の行きたいクラブからオファーが届くまで、三笘はブライトンに残ると思う」
別の番記者「例えば、リバプール」
また地元メディアの別の番記者は、次のように証言した。
「正直に言えば、この夏に三笘はブライトンを離れると思っていた。こうして今、ブライトンで君と再び顔を合わせると思っていなかった(笑)。
ただ今は、三笘は残留する見込みが高い。注意が必要なのは、『三笘が契約更新を望んでいて、クラブと交渉中』とのスカイスポーツの報道だ。あれはフェイクニュース。現時点で、三笘とクラブの契約は2年残されている。契約内容も悪くない。更新の話し合いを進める必要がないからだ。
私は今夏の市場で残留すると見ているが、玉突き移籍が発生する可能性はある。例えば、リバプール。彼らは左ウイングのルイス・ディアスをバイエルンに売った。彼らが、左ウイングの補強をすれば──。CFとウイングでプレーできるアレクサンデル・イサク(ニューカッスル)が彼らのお目当てだが、獲得が難しいとなれば、三笘になるかもしれないし、他の選手になるかもしれないし、誰も取らないかもしれない。こればかりは分からない。
そしてリバプールが左ウイングを獲得すれば、売却元のクラブは、また別の誰かが必要になる。リバプールに限らず、こうやってマーケットは進んでいく。今後の進展を見ていくしかない」
残り10日、電撃移籍はあるのか?
三笘は昨シーズン、プレミアリーグでは日本人最多となる10ゴールをマークした。ファビアン・ヒュルツェラー監督がフィールドプレーヤーに守備を徹底させていた中で、三笘は偉業を達成した。
そこで三笘に聞いてみた。「新シーズンを迎えるにあたり、ヒュルツェラー監督から具体的に何を求められていますか」と。

