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「またドジャースか」それでも…佐々木朗希が選んだ“世界一チーム”の魅力と秘密の育成システム「能力を引き出す」「朗希の負担は減らしながら」 

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五十嵐亮太

五十嵐亮太Ryota Igarashi

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photograph byNaoya Sanuki

posted2025/01/19 17:17

「またドジャースか」それでも…佐々木朗希が選んだ“世界一チーム”の魅力と秘密の育成システム「能力を引き出す」「朗希の負担は減らしながら」<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

23年WBCで世界一となった佐々木朗希は大谷、山本と再びチームメートに

 6人はいずれも昨シーズンは故障の影響などから1年間通してしっかり投げきれていません。故障が再発したり、復帰が遅れるという可能性もなくはないのですが、他に若手投手も育っていてロングリリーフできるピッチャーが2人いることを考えると、この層の厚さは絶対的だと感じます。

 佐々木はロッテでは100イニングを超えたのが2度だけで、メジャーのシーズンで1年間投げ抜くという部分では不安があるかもしれませんが、この状況であれば無理をさせられることはない。年間通して怪我をしないように負担を極力減らしながら戦っていけるような環境を作ってくれるのではないかと思います。

大谷は「距離感をしっかり保てる」

 何より、チームに大谷と山本という2人の日本人投手がいるということは心強いはず。実際にシーズンに入れば各々の調整になるので、一緒に時間を過ごせるのはロッカールームくらいだと思いますが、何か困った時、通訳にはわからないようなことも相談できるのは大きい。慣れない環境の中、日本語で話せる時間があるというだけでも心安らぐことでしょう。日本人同士で固まりすぎてしまうのも良くないとは思いますが、最年長の大谷が距離感をしっかり保てる選手ですから、その辺りの心配はないと思います。

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 あらためて、チャンピオンチームに日本人選手が3人も揃うというのは凄いことですよね。「野手・大谷」は毎日試合に出ていて、それに加えて1週間に3度も日本人が先発する試合を見ることができる。これは歴史的なことですし、凄い時代がきたなと誇らしく感じています。

(構成=佐藤春佳)

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