「よく出産直後の赤ちゃんの顔ってガッツ石松さんだっていうじゃないですか。だから、すぐに『ガッツですか？』って聞いちゃいました（笑）。そしたら看護師さんが『ガッツではないです！』って顔を見せてくれて。“ああ、こういうパターンもあるんだ”って（笑）。お腹から出てきたばかりなのにすでに顔立ちがはっきりしていて驚きました」

　本並さんは山形でロケ中だったため、“夫にそっくり”という娘の出産報告は電話だった。愛娘との初対面は出産の3日後。「うわー小さいね」と顔をくしゃくしゃにさせて喜び、「よく頑張ったね」と労ってくれた。

　出産の数日後には、6日ぶりに娘に会いました』と誕生後初の父娘ショットをアップ。すっかりその表情はパパの顔に。『マジ天使だぜ　すくすく育ってまーす‼』『かわゆい娘ちゃん』とデレデレの様子も。

写真／みてね

「娘が産まれたのはまだコロナの規制がかかっている時期で、面会もPCR検査を受けないといけないし、時間も制限があったり、いろいろルールがあったんです。私の体調のこともそうですけど、やっぱりすごく娘に会いたいから頻繁に面会に来ていましたね。来るたびに看護師さんに教えてもらいながら抱っこしたり、ミルクをあげたり、オムツを替えたりして。すっかりパパの顔になっていました」

　そう話す丸山さん自身も授乳時に母になったと実感。

「娘に授乳する前に胸が張ってくるんですよ。搾乳されたときに“あっ、私、母になったんだな”って。これって父親にはできないじゃないですか。それがまたすごく神秘的というか。自分自身の体の変化も面白いというか、母になるってこういうことなんだなって」　

　家族が一人増えていよいよ新たな生活がスタートかと思いきや、出産後、丸山さんの入院生活は思いのほか長引くことに……。

（後編に続く）

◇後編では丸山さんの両親も含む“ワンチーム”での子育て生活や、仕事との両立への思いも語ってくれました。