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「ガキ使を見ながら笑って産みたかったけど」40歳丸山桂里奈が語る“スーパー難産でした”秘話「マジ天使だぜ…59歳本並さんはデレデレ」

posted2024/03/22 11:01

 
「ガキ使を見ながら笑って産みたかったけど」40歳丸山桂里奈が語る“スーパー難産でした”秘話「マジ天使だぜ…59歳本並さんはデレデレ」<Number Web> photograph by Asami Enomoto

母となって1年、難産だった第一子誕生から子育て生活を明かした丸山桂里奈。3月26日に41歳となる

text by

石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

PROFILE

photograph by

Asami Enomoto

 元なでしこジャパンFWで2度のワールドカップと3度の五輪に出場した丸山桂里奈さん(40歳)。2016年の現役引退後はタレントに転身してバラエティー番組などで活躍。すっかりお茶の間の人気者となっている。
 そんな彼女は2020年9月に19歳年上のサッカー元日本代表の本並健治さん(59歳)と結婚し、昨年2月には夫婦待望の第一子の女の子が誕生しました。夫とともに日々溢れんばかりの愛情を注でいる長女も2月21日でようやく1歳に。「正直スーパー難産でした。丸二日陣痛に耐えました」という壮絶だった出産、初めて体験する育児、そして仕事との両立について丸山さんがたっぷりと語ってくれました。〈全2回の前編〉

 第一子の妊娠を公表したのは、結婚から2年が経った2022年10月だった。

 夫の本並さんとは当初から「子どもは欲しいね」「妊活頑張ろうね」と話していたものの、お互い仕事が忙しくタイミングが合わず、なかなか妊娠には至らなかった。共働きで忙しいなか、子どもを考えるのは「結構難しいこと」だと実感。自然な流れで無理のない妊活を考えていたためより時間がかかった。

高齢出産「やっぱり焦りはありました」

 結婚当時、丸山さんは37歳、本並さんは56歳。いわゆる“高齢出産”といわれる年齢だった。それゆえ妊娠や出産については大きな不安も抱えていた。

「今は45歳とか46歳でも出産されている方がいるので大丈夫かなという気持ちもあったんですが、若くても子どもができづらい人もいる。やっぱり、人それぞれ体質や体調には個人差があるので一概には言えないじゃないですか。だからやっぱり焦りはありましたね」

 多忙を極めていた2人だったが、もうすぐ40歳というタイミングを迎え、年齢的にも「そろそろ……」と本格的に妊活に取り組んだ。

「最初は(本並さんが)検査をすることを嫌がるかなと思っていたんですが、一緒に病院に行ってくれて。検査では私の卵子がどれぐらい元気なのかとかいろいろ調べてもらってたんですよ。病院の先生からは自然妊娠を希望するのであれば、加齢とともにそのパーセンテージはこれぐらい減っていくから、ある程度は妊活を頑張らないといけないとかそういうこともいろいろと聞いたりしましたね」

 ちなみに、卵子凍結をする選択をするアスリートもいるが、現役中にそういう選択肢があったら「やっていたかも」と話す。

「やっぱり若いときの卵子と今の年齢の卵子って全然質が違うから。年齢を重ねるにつれて数も減るし、アスリートって体も酷使しますから。不妊で悩んでいる人が世の中には意外と多いですよね」

【次ページ】 夫の“心強い言葉”に救われた

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