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「ガキ使を見ながら笑って産みたかったけど」40歳丸山桂里奈が語る“スーパー難産でした”秘話「マジ天使だぜ…59歳本並さんはデレデレ」
text by
石井宏美Hiromi Ishii
photograph byAsami Enomoto
posted2024/03/22 11:01
母となって1年、難産だった第一子誕生から子育て生活を明かした丸山桂里奈。3月26日に41歳となる
医師に相談することでいろいろなことがクリアになり、気持ちは前向きになれた。準備期間も含めると、約1年間及ぶ妊活だったが、なによりも夫の心強い言葉やポジティブなスタンスが気持ちを楽にしてくれたという。
「(本並さんは)もちろん子どもが欲しいし、できたら一番嬉しいけれど、できなかったらできなかったで、そのときは2人でこれからの人生をやっていけばいいよって。身体を無理してってなるとお互いに大変になるし、そこはペースをみながらやっていこう、というような話をしてくれて」
妊娠、そして出産後も続く夫婦生活。予定通り子どもを授かるというわけにもいかないのが妊活だ。お互いに無理を感じるようでは、夫婦関係にも影響を及ぼしかねない。心身のデリケートな問題だからこそ、ふたりで密にコミュニケーションを取っていく必要がある。
マネージャーにもすべて相談して妊活
妊活中は夫以外の周囲の協力も、丸山さんの大きな後押しとなった。
「職業柄、地方に泊まりでの仕事も多くて、お互いすれ違うことも多かったんです。私と本並さんは同じマネージャーがついているんですが、妊活を始めてからはスケジュールや排卵日のことなどをすべて相談していました。そこでうまく調整してもらって。みんなが1つのチームになって妊活する環境を作ってくれていました」
それゆえ妊娠が分かったときは大きな喜びだった。