クラブW杯にJクラブが出場したのは2018年の鹿島アントラーズ以来、5年ぶりのことだ。にもかかわらず、日本でのテレビ中継が行われなかったのは残念だった。

　それならせめて、Jリーグが可能な限りの告知や情報発信を行い、大会の盛り上げに一役買うことはできなかったものだろうか。

今回のクラブW杯、「FIFA＋」での無料配信を把握していた人々はどれだけいただろうか　©Sipa USA/JIJI PRESS

25年夏の次回大会はJ全体でのバックアップを期待したい

　浦和が出場し、ACL2023/24ノックアウトステージの結果次第では横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府のいずれかにも出場のチャンスがある25年夏のクラブW杯では、Jリーグとしても最大限のバックアップと大会を盛り上げる努力をしてもらいたい。

　Jクラブがアジアで勝ち、クラブW杯で世界と渡り合い、Jリーグのレベルや価値を上げるために、26年からシーズン移行という大改革を決断したのだから。