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3戦連続MVP久保建英が「ユニ引っ張られても突破」気になる右足テーピングとシルバ引退の影響…“タケの配信に映らない表情”を撮った
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2023/08/30 20:00
3試合連続MVPと連続ドロー。久保建英が奮闘する中、レアル・ソシエダは上昇気流を描けるか
取材で訪れたグランカナリア島だが、この機会にアルギネギンを目指した。
地元民だけが訪れる、火山島のビーチがあるという。
野性味あふれるビーチに、幼き日のシルバを思う
真東にある空港より、高速を1時間弱。ほとんど緑もなく、荒れ果てた荒野の細い道を進む。その先にある崖を越えると、小さなビーチが姿を現した。
マジョルカやイビサのような、写真映えするものではなかったが、自然が作り出した野生味あふれる場所だった。
流れた溶岩がそのまま固まったことが容易に想像できる、ゴツゴツした岩肌の海岸が続く。その先には、丸みのある大きな石が敷き詰められたようなビーチがあった。
大西洋に浮かぶこの島では、本土にはあまり出回らない地魚も取れるという。
地元の少年とお父さんが、サッカーボールを蹴っている。幼き日のシルバもまたそうだったのだろうか、と想像してしまう。なお現在、カナリア諸島のテネリフェ島では山火事の被害が出ており、今回の試合でも、応援メッセージが掲げられていた――。
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