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江川卓でも桑田真澄でも斎藤佑樹でもない…あなたが選ぶ「夏の甲子園・史上最強ピッチャー」No.1は誰?《700人アンケート》
posted2023/08/26 11:06
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Katsuro Okazawa/AFLO
107年ぶり、慶応の優勝で幕を閉じた今夏の全国高等学校野球選手権大会。これまで夏の甲子園を彩ってきた名投手の中でも「史上最強ピッチャー」といえば、あなたは誰を思い浮かべますか。そこでNumber Webでは、「あなたが選ぶ夏の甲子園“史上最強ピッチャー”」というテーマでアンケートを実施。8月8日~16日にかけて、計747票が集まりました。
後編ではランキング5位から1位の結果を発表します。<#1では、10~6位の結果を公開中です>
後編ではランキング5位から1位の結果を発表します。<#1では、10~6位の結果を公開中です>
5位 斎藤佑樹 29票
6位は田中将大、そして5位にはその田中と「伝説の決勝再試合」を投げ合った斎藤佑樹(早稲田実/西東京)がランクインしました。
2006年夏の甲子園。投げた球数はじつに「948球」。涼やかにハンカチで汗を拭いながら投げる様子から、つけられた愛称は「ハンカチ王子」。夏3連覇を期す駒大苫小牧との決勝は延長15回で決着つかず、再試合へ持ち越されます。日本列島が注目した世紀の一戦も斎藤が好投。最後の打者・田中を三振で斬り、早稲田実に夏初優勝をもたらしました。
「お茶の間に広がった人気もさることながら、決勝再試合も含め、ほぼ1人で投げ抜き優勝に導いた大エース。今でも語り継がれるほど、高校野球史に残る激戦の多かった第88回大会の紛れもない主役です」(28歳・男性)
「高校野球を沸かせたといえばこの投手。画面から涼やかな風を送ってくれる、夏の清涼剤のような選手でした」(43歳・男性)
「田中投手と斎藤投手のおかげで、今でも高校野球が大好きです」(35歳・女性)
4位 吉田輝星 70票
夏の甲子園「100回記念大会」、メンバー全員秋田出身、強豪をつぎつぎに倒す農業高校……そんなマンガのような設定を“実現”した2018年の金足農(秋田)で、絶対エースとして君臨した吉田輝星が4位に輝きました。