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「タケ・クボは“いいヤツ”。ただピッチ上は“いい意味で無礼”」スペイン人番記者が見たソシエダ久保建英の相乗効果「彼は未来を担う存在」 

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ロベルト・ラマホ/ディアリオ・アス

ロベルト・ラマホ/ディアリオ・アスRoberto Ramajo

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2023/08/03 17:00

「タケ・クボは“いいヤツ”。ただピッチ上は“いい意味で無礼”」スペイン人番記者が見たソシエダ久保建英の相乗効果「彼は未来を担う存在」<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

サン・セバスチャンの子供たちからも大人気の久保建英。スペイン人記者は「いいヤツ」と「無礼さ」という表現でその魅力を感じ取っている

 中央に左右のサイド、2トップの一角など多くのポジションをハイレベルにこなせるポリバレント性も、指揮官の信頼を得る上で大きかった。

 ただそれも、イマノルが全ての選手に求める不可欠な要素、ボールロスト直後のプレッシングを忠実に実行できていなければ変わっていたはずだ。

プレッシャーをかけ、球際でも足を出せる選手だ

 ボールを持っている時しかプレーに関与しない典型的な選手というイメージを久保に持っている人もいたかもしれないが、それは大きな間違いだった。昨季を通し、久保はその点でも多くの人々の口を塞いでみせたと言えるだろう。

 久保は他の選手と遜色なく走り、プレッシャーをかけ、球際で足を出せる選手だ。実際、チームメートのアレクサンダー・セルロートは久保のプレッシングが生み出したチャンスから3度もゴールネットを揺らした。

 22歳にしてこれだけのことができる久保は、果たしてこのまま順調に経験を積んでいけばどんな選手に成長していくのだろうか。

 彼はラ・レアルの現在であり、未来を担う存在でもある。サン・セバスチャンの町が見出した新星は、まだ輝きを発し始めたばかりだ。#2「プレシーズン撮影編」につづく>

#2に続く
久保建英22歳が試合中“舌をペロッ+笑顔”で…「クボいるの?」子供人気は今季も! カメラマンが撮った“ソシエダ2年目開幕前のワクワク”

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