インターナショナルマッチウイークに行われるため、今回呼べなかった斉藤光毅（スパルタ・ロッテルダム）、細谷真大（柏レイソル）、半田陸（G大阪）、畑大雅（湘南ベルマーレ）といった所属クラブでレギュラーを張る選手も招集できるだろう。

　今回、A代表に選出された川﨑颯太（京都サンガF.C.）、U-20ワールドカップ組の松木玖生（FC東京）やチェイス・アンリ（シュツットガルト）らもチームに加わるに違いない。

松木らU-20W杯組もこのチームに割って入れるか　©Getty Images

アジア1次予選は「泥臭さやファイトする」姿勢を

　山本が来たるべきアジア1次予選を展望する。

「去年から続く欧州遠征での試合より泥臭さやファイトするところが重要になってくる。予選の緊張感の中でミスも出てくると思うので、チームでカバーし合いながら戦っていきたい」

　チームとしての形や約束事が少しずつ積み上がる一方で、なかなかブレイクスルーに達しないもどかしさも抱えたチームが、予選というシビアな戦いの中でどう変わるのか。

　アジア1次予選は、最終予選の切符を掴むのはもちろんのこと、さらなる競争の激化によって、チームが次のステージに駆け上がる場にしたい。

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