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「ミトマのポテンシャルは…」三笘薫の才能をJの名外国人、監督や解説者が称えた日「薫はそれくらいの存在」「DFはあっさりと」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA,Getty Images
posted2023/02/08 11:01
カタールW杯後、ブライトンでも活躍が続く三笘薫。識者や指導者はどう彼の才能を見たか
「薫のプレーを見たい人がどんどん増えてきた中で、監督としてはそういうものに応えながらも、競争のバランス、そしてチームの勝利と魅了することを非常に考えさせられましたね」
ミキッチはクロアチア名門に三笘を推薦していた?
<名言4>
彼(三笘)は信じられないほどのポテンシャルを持っている。
(ミハエル・ミキッチ/NumberWeb 2022年12月1日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/855592
◇解説◇
三笘をはじめ、欧州やJリーグで戦う有望な日本人選手に熱い視線を向けるのが、ミキッチだ。サンフレッチェ広島では2012~17年まで森保一監督の下でプレーし、計3回のJ1リーグ制覇を経験。さらに湘南ベルマーレとJ1通算10シーズンで227試合出場するなど、サポーターに愛され、自身も日本を愛した名外国人プレーヤーと言える。
さらにミキッチの古巣ディナモ・ザグレブと三笘について「2020-21シーズンの冬に三笘薫の獲得に動いた。私がクラブに三笘を推薦し、チェックした首脳陣が獲得を望んだんだ」というエピソードもある。
現役時代は右サイドハーフとして「槍」の役割を果たしたミキッチ。それだけにサイドアタッカーには眼力が強くなる。特に三笘についてはカタールW杯後の大活躍を予見したかのような言葉も残している。
「まずは三笘の名前を挙げなければならないね。日本最大のタレントの1人として、恐るべきキャリアをヨーロッパで築けると思う」
三笘はブライトンで恐るべきキャリアを築き始めていて、移籍金も高騰するのではとの報道も出始めてきた。わずか数カ月で予言が的中するとは……ミキッチの目利きぶりにも驚かされる。
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